「本のエンドロール」② お薦めの本、現時点で№1
今日は令和3年5月3日。
前記事に引き続き、
「本のエンドロール」(安藤祐介著/講談社)より
引用していきます。
「たとえ売れていない本でも、書店から姿を消した本でも、電子書
籍ならネット上で、絶版されずに生き続けられる。一度この世に誕
生した”本”に、半永久的な生命を与えてくれる。これが電子書籍の
素晴らしい点ではないでしょうか」
(226p)
この本の中では、電子書籍と紙の本の行く末についても
テーマになっていました。
ここに書いてあるように、書店から姿を消した本でも、
電子書籍なら出合える可能性は高いと思います。
なるほど。
電子書籍にすれば場所を取ることもなく、輸送する必要もなく、デ
ータファイルひとつで無数の読者に物語を届けられる。ひと昔前に
は想像もし得なかったことが、今は普通に行われている。
そんな中で、膨大な紙の本を造り続けることに、どんな意義がある
のだろう。
(268p)
今は過渡期なのでしょう。
自分でさえ、電子書籍を読む体験をしました。
読みやすく便利でした。
引用したい時に、付箋が貼れないのが欠点でした。
どうなっていくのでしょうね。
本造りは続いていく。浦本の目の前で、確かに続いている。
完成を待つ本が絶えない間は、本が消えてゆく恐怖に慄(おのの)
いている暇などない。自ら選びとった場所で縁を得た人たちと、
これからも本を造っていくのだ。
(367p)
これはどの仕事にも通じることだと思います。
私にとって、中学校で、縁のあった人たちと、
生徒に接していきたいです。
特にいい授業をしたい。
こんな動画がありました。
本の内容を視覚的に理解できていいです。
現在お薦めの本№1はこの本ですね。
皆さんもぜひ読んでみてください。
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