「子育てのノロイをほぐしましょう」は机上に置こう
今日は令和3年3月16日。
この本を読みました。
「子育てのノロイをほぐしましょう」
(赤木和重著/日本評論社)
引用していきます。
私が感じている、子育ての「気がかり」とは・・・
それは、一言でいえば、私たちの子育ては「ノロわれている」とい
うこと。
私たちは、知らず知らずのうちに「子育て、かくあるべし」という
硬直した正しさにとらわれ、縛られ、息苦しくなっているように感
じます。その”ノロイ”ゆえに、子どもを追いつめ、そして、親自身
も追いつめられている印象を受けます。
(15p)
一気に150p飛んで・・・・
ここまでは、ノロイの具体的な内容についての話をしてきました。
たとえば、「できるようになること」にこだわるため、親も子もし
んどくなる「やればできる」のノロイであるとか、「ちゃんとする」
ことにこだわって、これまた親も子も追いつめられる”ちゃんと”の
ノロイ、さらには、休むことをオマケみたいなものとして見るがゆ
えに、子どもの心身の安定を奪いかねない「休みに価値なし」のノ
ロイ、などを語ってきました。
(165~166p)
「休みに価値なし」のノロイは、
自分自身が呪われていると思います。
かつては、朝部活から始まって深夜まで学校で仕事をしていました。
毎月の休みは第3日曜日のみでした。
そこまでやって、やっと成果があがったり、
どうにかなったという経験をしました。
それに比べて、現在は朝部活もなくなり、
休日の部活動は激減していると思います。
休みはとれるようになってきました。
それなのに、休んでいる時にも何か教育でできることを
しなくてはならないのかと考えて、何かしています。
教育のことが頭から離れません。
「休みに価値なし」のノロイは退職して、
教育から離れるまでなくならないように思えます。
困ったものだ。
この本の引用はこれだけです。
購入した本であることもあって、
数多く付箋を貼ったところは2度読んですませました。
職員室の机上に置いておいて、
時間があったらちょこちょこ読みなおしたいと思いました。
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