「やめる!生き方」① 65歳までが楽しめるとき
今日は令和2年12月23日。
60歳まであと3カ月余り。
こんな本を読みました。
「弘兼流 やめる!生き方」
(弘兼憲史著/青春出版社)
「オレは、もうそんな年になっちまったのか」とネガティブな受け
取り方をする人もいるでしょうが、これはやめたほうがいい。年齢
を重ねて、今日生きているということは喜ぶ話であって、年をとっ
たということを残念に思う理由はないのです。
(中略)
「そんな年になれてよかった。自分も成長したものだ」とうれしく
思えばいいのです。
そもそも僕は、”老いは成長”ととらえています。いいことが起こる
ばかりが成長ではありません。他人の名前が思い出せなくなるのも、
目が疲れやすくなるのも、成長といえば成長。人間のあるべき姿と
して正しく成長している、と僕は前向きに考えています。
(19~20p)
「老いは成長である」と思いたいですね。
耳が悪くなるのも、成長の証。
私も成長しています。成長させてもらっています感覚かな。
日本人は楽しみを後にとっておくタイプが多いようです。「後々の
ために我慢しておこう」という考え方です。
でも、60歳を過ぎたらそれは考えもの。もう十分に我慢して頑張
ってきた人が多いはずですから、これからは「老後に楽しみをとっ
ておく」なんて発想は、きっぱりやめてしまいましょう。
(41p)
体力が必要なことは、それができる時間とお金が作れるのだったら、
躊躇せずに早くやったほうがいい。僕の経験から言うと、65歳く
らいまでの5年間が安心して楽しめる時期だと思います。
(42p)
なるほど、65歳かあ。
具体的に年齢が示されました。
65歳までせっせと山登りをしてみたいと思いました。
60歳からの人生も、箱根駅伝と同じように最後のほうで逆転する
のは難しい。
だから、エネルギーを最後の追い込みのために温存するのではなく
て、60歳から先行逃げ切りを狙うのがいいと思うのです。
(44p)
なるほどなるほど。
体力のある65歳までに活動を活発にさせたい。
65という数字がクローズアップされてきました。
僕の理想は漫画を描きながら死ぬことだと書きましたが、「どう死
ぬか」を考えることは、「どう生きるか」を考えることと同じだと
思っています。
(47p)
私にとって「道草」がキーワードになっています。
好奇心によって、何か夢中になっていることをやっている時に、
ばたりと倒れるのがいいですね。
老親の世話を抱え込まない
(60p)
ちなみに、介護をするために仕事をやめてしまう介護離職は、年間
10万人にも及んでいます。離職する人は、そうせざるを得なくな
ったのでしょうが、辞める前にもう一度視野を広げて、何か方法は
ないか考えてみてほしいと思います。
(61~62p)
私は辞める直前でした。
辞めなくてよかった。
視野を広げることができて、今があります。
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