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2020年12月

2020年12月 5日 (土)

動画によって定着をめざす/奈良時代編

  

今日は令和2年12月5日。

  

カズレーザーさんもこのような動画を発信していたのですね。


YouTube: 【ラップのリズムで】カズレーザー授業★口ずさみたい歴史用語「墾田永年私財法」【中1】

租調庸の説明で、

「庸」はよくわかんない「よう」と言っています。  

1  

中学校のテストや、高校受験に向けてなら、

こうやって覚えればいいのかなと思いました。

  

  

11月29日放映の「情熱大陸」で

教育YouTuberの葉一(はいち)さんが紹介されていました。

全く知らない人でしたが、

中学生は知っているのだろうか。


YouTube: 【社会】  歴史-14  奈良時代① ・ 基本編


YouTube: 【社会】  歴史-15  奈良時代② ・ 人々のくらし編

初めて見てみました。

やっぱり気になったのは社会科です。

カズレーザーさんと同じ奈良時代を見てみました。

穴埋め式で進めていくんだと思いました。

   

中学校で社会科の授業を受けて、

それに加えてこのような動画を見ることで、

定着していくのでしょう。

家で無言で問題集を解いていくだけでなく、

この変化のある覚え方がいいのだろうなあ。

  

ちなみに葉一さんの「庸」の説明も簡単でした。

  

2020年12月 2日 (水)

ウィルソン大統領をどのように教えたらいいのだろう

  

今日は令和2年12月2日。

  

この本は、本屋をぶらっと歩いていて目に留まった本です。

読みました。

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「ウッドロー・ウィルソン 全世界を不幸にした大悪魔」

(倉山満著/PHP新書)

  

授業でウィルソンのことを教え、

テストでは覚えることを強いていた身としては、

この本は刺激的でした。

 

まじめに研究するまで、ウッドロー・ウィルソンは「偉人」「聖人

君子」「果たせなかったけど、世界に平和をもたらそうとした立派

な人」と思っていました。とんでもない。極悪人です。あるいは大

悪魔か。それも史上最大級の。

(10p)

   

まさに私のイメージは「果たせなかったけど・・・」のイメージでした。

この本を読んで、ウィルソンのことをいろいろ知ることで、

覚えさせる意味が変わってきたように思えます。

こんな愚かな人がいて、世界が良くない方向に突き進んだと。

 

学校の先生は、教科書の内容をまずは教えなければなりません。

ウィルソンがどのような人物で、ウィルソンがやったことが

どのような影響を与えたのかは、教師は勉強しなければなりません。

今回、ウィルソン=極悪人説の本を読んだ後だと、

ついついとんでもない人だったんだよと教えてしまいそうです。

それはいいことか。

極論を読んでそちらになびくと、

対する意見に耳を傾けなくなってしまいます。

それは気をつけなくてはなりません。

教師ですからね。

  

  

結局、社会科教師は、

教科書に書いてあることを教えることが仕事なのかな。

こんな本を読んだぞ、こんな番組があったぞと、

小刻みに紹介する程度が、いいのかもしれません。

教科書の内容は絶対ではなく、教科書にはこう書いてあるけど、

本当はそうではなかったかも知れないぞと匂わすのが楽しい。

   

   

面白い本でした。

倉山満さん一押しの、外交官石井菊次郎さんのことを

知りたくなった本でもありました。

 

ぬか喜び? この1カ月457アクセス/日

    

今日は令和2年12月2日。

  

11月3日に、このブログへのアクセス数が300を越えました。

よくあることです。

通算の平均は約230アクセス/日です。

ところが11月3日以来、ずっと300以上が続きました。

おや?おや?

アクセス数が増えることはやはりうれしいけど、

きっとまた減るでしょう。

ぬか喜びはやめよう、と自分に言い聞かせました。

 

それでも1か月300アクセス以上が続いたら、

記事にしようと決めていました。

続きました、続きました。

そして1カ月経った12月2日の今日、

300アクセスを越えました。

この1カ月の平均は何と457アクセス/日。

 

ぬか喜びになるかもしれませんが、

ここで一度喜んでおこうと思いました。

万歳!

  

訪れていただいた皆さん、ありがとうございます。

励みになります。

これからもやってきてくださいね。

「まだやっているのか!」と驚かれるくらいまで、

投稿は続けたいです。

   

  

ちなみに「ぬか喜び」の意味。

いったん喜んだ後、実はあてはずれでがっかりするような、

はかない喜び。

※引用:語源由来辞典 糠喜び

 

まだ死語にはなっていないよね。

    

2020年12月 1日 (火)

鉄の記念日/鉄は沈んで核になった

   

今日は令和2年12月1日。

  

今日はいろいろな記念日がありますが、

授業で扱ったのは「鉄の記念日」でした。

今日は何の日 毎日が記念日

☝ ここから引用します。

  

鉄の記念日

日本鉄鋼連盟が1958(昭和33)年に制定。

1857(安政4)年のこの日、南部藩士・大島高任が日本で初めて

高炉による製鉄に成功した。

  

この鉄の記念日であった今日、

授業では先日話題にした

2020年9月30日放映の

「コズミック フロント☆NEXT アイアン・プラネット」

利用しました。

   

大昔、地球が次第に宇宙空間の水素やヘリウム、鉄などを巻き込み、

形が造られていった時に、鉄は重たいので沈んでいきます。

そして中央に核を造ります。

Rimg1841

鉄の質量は、地球の3分の1だそうです。

ここで疑問です。

沈んで核になった鉄が、なぜ今、すぐ身近にあるか?

生徒たちにこの質問をしました。

    

噴火なんですね。

噴火によって、地中に沈んでいった鉄が表面に出てきたのです。

Rimg1842

Rimg1843

Rimg1844  

海底にできた鉄鉱石の層が、

地殻変動によって地上に出てきたのです。

核にあった鉄が、今では身のまわりにあふれています。

とってもすごいことだと思うのです。

そのことを生徒に気づかせたかった。

どうだったろう。

 

  

  

 

今年ラストの生活のBGM「WESTERN STARS」

   

今日は令和2年12月1日。

  

今日から12月1日。

12月の生活のBGMも今朝の出勤から変わりました。

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ブルース・スプリングスティーンのアルバム

「WESTERN STARS」です。

  

ブルース・スプリングスティーンを聴くのは、

この時のアルバム以来です。☟

ここでも道草 新しい生活のBGM/何もしないって、つまらない(2016年12月6日投稿)

ちょうど4年前でした。

この4年間で、ブルース・スプリングスティーンは

2枚アルバムを出していました。

2019年の「WESTERN STARS」と、

2020年の「LETTER TO YOU」です。

 

ここは順番に聴いていこうと思いました。

新型コロナウイルスに振り回された2020年最後の12月は、

「WESTERN STARS」の13曲をじっくり聴きたい。

  

「LETTER TO YOU」は新年にします。

  


YouTube: Bruce Springsteen - Western Stars (Official Video)

  

ああ癒されます。

今の自分にはいい曲だと思います。

アルバムに入っていたライナーノーツから引用します。

 

(前略)

毎日、急かされているかのように、激しく、慌ただしく時間が流れて

いく。新聞や雑誌、テレビやラジオ、そしてインターネットを通じて

飛び交う溢れんばかりの情報に、溺れそうになる。無関心ではいられ

ない、というよりは、立ち止まってきちんと向き合うべき情報も少な

くはないが、時という大きな塊に押し流され、ただその速さに驚き、

量に戸惑い、茫然と立ち尽くす。

だけど、ふと考えてみる。いったいぼくは、この激流の中に身を置き

ながら何を考え、何を思い、未来に向けてなにを、誰のためにしよう

としているのだろうか、と。いったい、どういう理由で音楽を聴き、

その中でもブルース・スプリングスティーンという人の歌を、音楽を、

その存在を大切なものと信じ、数多ある中から選び、わざわざ耳を傾

けるのだろうか、と。それも、45年以上もの間続けている。その理

由はどこにあるのだろうか、と。

このアルバム『ウエスタン・スターズ』で彼が差し出してくれるのは、

ある意味現代の情報とのかかわりを断ち切るような瞬間だ。歌を前に、

深く大きく、そしてゆっくり息を吸うことへの喜びに気づかせてくれ

る瞬間でもある。しかも、美しくて、優しくて、落ち着いた情緒のよ

うなものが全編から滲み出ている。アッという間に消え去っていくそ

の瞬間にも、郷愁のようなものをともないながら、ここでの彼の歌に

は限りない過去が注ぎ込まれ、しかも、明日へと踏み込む力さえも秘

めている。(後略)

2019年5月7日 天辰保文

  

  

太字で書いたところが特に共感したところです。

私もブルース・スプリングスティーンの曲を35年聴いてきましたが、

なぜ彼の曲を選ぶのでしょう。

今回聴いてみて、すごくホッとした気持ちになりました。

深く、大きく、ゆっくり息を吸う・・・実際にやっていました。

毎月、今月の生活のBGMと称して、いろいろな曲を聴きますが、

いつかはここに戻る人の一人が、

ブルース・スプリングスティーンです。

ときどき聴いて、リフレッシュして前に進ませてくれるのでしょう。

  

  

いい12月になる予感がします。

   

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