「ICTがより重要に」② 教室授業とオンラインとの相乗効果を模索!
今日は令和2年5月25日。
前記事に引き続き、
5月25日朝日新聞朝刊の記事
「学校再開後 ICTがより重要に」の引用します。
---動画配信も広がってきたが。
メディアは、遠隔授業や動画配信を紹介するが、これらには課題
がある。
一つは、集中力を長時間保つのは厳しい。教室授業よりも刺激が
少ない動画の視聴は、1本10分くらいが限度。もう一つは、遠隔
授業や動画製作は、教師の負担が大きいわりに、子どもも保護者も
満足度が低いというギャップ。
ICTの得意な教師たちは、この何カ月かの試行錯誤で驚くほど
ノウハウを吸収しているが、不得意な教師まで強引に動員すれば、
学校再開後に強烈なしっぺ返しを食らうだろう。
肝心なのは、教室授業をそのままオンラインで再現するのではな
く、オンラインの特性に合わせた授業の再構築だ。
---どんな方法が?
海外の先進事例では、普段からメールやメッセンジャーによるコ
ミュニケーションを行い、教材資料の配布、課題の割り当て、提出、
添削もおおよそオンラインで行っているので、突然登校できなくて
も、大きな混乱は生じていないと聞く。
教師が授業時間全部を取り仕切る日本の授業スタイルと、児童生
徒に段取りを任せるスタイルとの違いも大きい。例えば、北欧の学
校で講義や問答中心の授業以外によく目にするのは、教師が話すの
は冒頭5分で、どのように進めるのか、最後に何をまとめるのかの
か指示した後は、個人やペアワークに移る。
日本でも、オンラインで教師が全部をケアするのは無理なので、
短時間の自作動画やビデオ会議、参照資料、パッケージ教材、作業
課題、グループワークなどを上手に組み合わせるのが、現実的だろ
う。情報を与えるための教材や資料があらかじめそろっていれば、
教師は一方的にしゃべり続ける必要はない。クラウドを活用した作
業課題を割り当てれば、学習者それぞれの様子は把握しやすくなり、
個々に寄り添った指導ができる。
私にはまだこの文章で語られてい授業がイメージできません。
私の勉強不足なところです。
---GIGAの「1人1台端末」は必要?
もちろん、可能な限り早く、今回の休校で気づいたように、学校
で扱うコンピューターは、児童生徒一人ひとりの文房具にするとい
う覚悟が必要だ。学校機器を家に「持ち帰らせる」のではなく、個
人が普段使いする機器を学校に「持ってくる」という発想で。
文科省も自治体別の機器の「整備率」ではなく、普段からの「稼
働率」を調査すべきだ。学校再開後も引き続き、教室授業とオンラ
インとの相乗効果を模索し続けることで、第2波が来てもきっと越
えられる。子どもたちの未来のために挑戦しよう。
(聞き手・宮坂麻子)
とても励みになる文章です。
新聞を読んでよかった。
復職してよかった。
まだ定年でなくてよかった。
挑戦したいです。
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