土ドラ「隕石家族」が始まった
今日は令和2年4月17日。
前記事の続きで、東海テレビ制作の
ドラマ「隕石家族」のことを書いていきます。
4月11日放映の第1話の写真を2枚載せます。
設定がすごい。
あと半年で巨大隕石が地球に衝突し、人類は滅亡するというもの。
ニュースでは「今日の隕石」ということで、
近づいてくる隕石の近づき具合が報じられています。
そんな設定でのホームドラマです。
昨日(4月16日)の朝日新聞朝刊に、
このドラマのことが書いてありました。
見出しは
深夜でも「昼ドラ」っぽさ継承
東海テレビ土曜ドラマ5年目
記事を引用します。
東海テレビ(名古屋市)の土曜深夜ドラマ「土ドラ」が、今春で
5年目を迎えた。50年以上続いた昼の連続ドラマ(昼ドラ)から、
土曜夜へ放送時間を移しても、根底に流れる東海らしさは変らない。
昼ドラは1964年に始まった。後期には「ドロドロの愛憎劇」
のイメージを確立。流行語大賞に入賞した「真珠婦人」(2002
年)や「牡丹と薔薇」(2004年)などが話題となった。
市野直親チーフプロデューサーは、昼ドラの制作に17年間携わ
った。30分のドラマを週5日放送し、1話ごとに起承転結を作っ
ていたという。「明日のための1話ではなく、今日が面白くないと
見てくれない」。その意識が、めまぐるしい展開と現実離れしたよ
うなストーリーにつながった。
なるほど、なるほどです。
「今日が面白くないと見てくれない」ということから、
こんなとんでもない設定のドラマが生まれるんだと思いました。
土ドラは週1回、1時間の放送だが、今でも「昼ドラっぽい」と
の感想が届く。昼ドラの制作陣が引き続き担当しているのに加え、
「フィクションでしか表せない、人間の心の深さを描く」という変
わらないテーマがあるからだ。
これまたなるほどです。
半年後に隕石が衝突するという設定だからこそ描くことができる
人間の心があるように思えてきました。
放送中の「隕石家族」(毎週土曜午後11時40分)は、巨大隕
石が迫りあと半年で地球が滅亡するーーー。そんな状況下で描くホ
ームドラマだ。人生の最後の日を前にした人の心模様を描く。
(市野)「人間っていいなと思える作品を作りたい。東海テレビで
しかやれないものを意識しています」
第1話は十分面白かったので、
次(4月18日)も見たいと思います。
記事は主演の羽田美智子さんに注目します。
見出し。
「死に直面すると、生が見える」
「隕石家族」主演・羽田美智子さん
本文を引用します。
「隕石家族」主演の羽田美智子は、昼ドラでシリーズ化された
「花嫁のれん」でも主演した。昼ドラ同様、展開が早く毎話「ウソ
でしょってことが起きる」という。
羽田は、夫と娘に尽くす主婦門倉久美子を演じる。放送された1
話では、隕石の衝突があと半年に迫り、久美子は高校時代に好きだ
った同級生の元へ行くと告げ、突然家を出て行く。その後家へ戻る
が、ひそかに関係は続いていた。
1話の終盤、久美子が「これからは自分の生きたいように生きる。
欲しいものは全て手に入れる。それが家族と純愛」と宣言する。羽
田は「死に直面すると、本当の生が見えてくる」と久美子の思いを
代弁する。
羽田自身、「明日死ぬかもしれないから、今日をどうやって輝か
せよう」と、日々を過ごしてきた。きっかけは芸能界デビュー前日
の出来事。短大の卒業旅行で交通事故に遭い、車の外へ放り出され
死を意識した。その日から、常にやり残したことはないか考えるよ
うになったという。
新型コロナウイルスの感染拡大で、自宅にいる時間が増えた。今
こそ、エンターテインメントの出番だと感じる。
(羽田)「ドラマを見て、日常の苦労や不安を少しの間忘れてもら
いたい」
(筆:山下奈緒子)
羽田美智子さんは、交通事故に遭って、
「今日をどうやって輝かせよう」と考えるようになったのですね。
そうか、そんな体験をしているんだ。
「自分の生きたいように生きる」というセリフは、
真に迫ったものだったんだと思いました。
今日は、自分史上初の在宅勤務日。
家で精進していました。
復職してこのような体験をするとは全くの予想外。
明日死ぬかも・・・とは思いたくないですね。
生きのびて、今一度安心して暮らせる日を体験したいです。
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