「コズミック フロント☆NEXT」小惑星衝突で地球上の生命が奪われた過程
今日は令和2年4月17日。
最近は3年ほど前の番組を見ています。
2017年6月8日放映の
「コズミック フロント☆NEXT 初公開!恐竜絶滅
詳細なシナリオ」を見ました。
地球上で長く繁栄していた恐竜がなぜ絶滅したのか。
その有力な説が、隕石落下です。
落下したと思われる場所も発見されています。
ユカタン半島とメキシコ湾付近です。
その痕跡は、チクシュルーブ・クレーターと呼ばれます。
直径14kmの小惑星が、秒速17kmで衝突します。
衝突場所を中心に1000km以内の場所は、
核兵器の衝撃波と同様なものに襲われて、
生命の命は奪われてしまったと予測されています。
それでは1000km以上離れた場所はどうだったのか。
上空高くあがった粉じんは、地球上を覆い、
再び大気圏に突入する時に燃え上がりました。
そのため陸上の大気は260度まで上がり、
森は燃えはじめ、生物も命を奪われました。
さらに生命を脅かすことが起こったと予測されています。
小惑星が衝突した時の様子を、シュミレーションで示した図です。☟
衝突によって、深さ32km!直径100kmの穴が開きます。
もともと地上にあった石灰岩、硫酸塩岩は上空にあがりました。
石灰岩からは二酸化炭素、硫酸塩岩からは硫酸塩が放出されます。
そうすると太陽光は遮断され、酸性雨が地球上を襲います。
陸上のみならず、海でも影響を受けます。
海面近くに住むプランクトンは死滅し、食物連鎖の関係で、
海の生物の多くが命を奪われます。
6600万年の小惑星の衝突によって、
地球上の75%の生命が奪われたと言われます。
なぜ1つの小惑星の衝突によって、地球全体の生命を脅かしたのかが
見えてきた番組でした。
閑話休題。
4月11日(土)の晩から面白いドラマが始まりました。
「隕石家族」です。
何と、半年後に隕石が地球に衝突して、
人類は滅亡するという状況下でのホームドラマです。
次の記事で書きます。
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