「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ」と言った大リーガー
今日は令和2年4月20日。
2020年4月19日朝日新聞朝刊の「天声人語」です。
米大リーグには「ジャッキー・ロビンソン・デー」という記念日
がある。4月15日。73年前に人種の壁を破ってデビューを果た
した初の黒人選手の功績をたたえる日である▼終戦間もない194
7年、人種差別が公然とまかりとおっていた時代だ。祖父が奴隷だ
ったロビンソンは遠征先で一人粗末な安宿をあてがわれた。大量の
脅迫状が送りつけられ、試合では頭を狙った危険球が投げ込まれた
▼俊足強打の内野手はそんな心が折れそうな日々を越えて新人王や
MVPを獲得。毅然とした言動で周囲の目を変えていった。公民権
運動にも影響を与え、「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ」
との言葉を残した▼記念日には例年、選手や監督、コーチがそろっ
てロビンソンと同じ背番号42のユニホームをまとう。同じ番号の
プレーに観客席もこんがらがりそうになる。先人への敬意を払いな
がら、ユーモラスで洒脱(しゃだつ)な一日になるはずだった▼球
音のない春を迎えた今年は趣が違った。試合の代わりに功績をしの
ぶ動画や文章がウェブ上に数多く流れ、彼の映画を作ったプロデュ
ーサーは背番号にちなんで420万ドル(約4億5千万円)分の医
療用品を寄付すると表明。4万2千食の無料配布を申し出た元選手
もいた▼地球を覆うコロナ禍からはスポーツも逃れられない。だか
らこそアスリートは健康や生活への不安と先が見えない閉塞感に風
穴をあける行動と連帯を広げないといけない。今年のロビンソン・
デーと改めてそう思った。
逆境を跳ねのけた人の言葉「不可能の反対語は可能ではない。
挑戦だ」は、この短い記事を読んだだけで、ビシビシと
心に入ってきました。
今年の4月15日は素通りしてしまいましたが、
来年の4月15日は、「ジャッキー・ロビンソン・デー」のことを
ブログに書きたいです。
日記帳には予定を書きました。ほぼ1年後のことですが・・。
「彼の映画」というのはきっとこの映画だ。
出合いを大事にしたい。
この映画をさっそく見てみたい。
今ではありがたいことに、その気になれば
すぐに家で、タブレット端末で映画を見ることができます。
今日はまもなく出勤です。
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