「週刊文春 3月26日号」③ 2年間は「自分らしく」/定年後の「まさか」
今日は令和2年3月22日。
前記事に引き続き、
「週刊文春 2020年3月26日号」より。
ほぼ全部を読みましたので、印象に残った文章を引用します。
近藤サトさんの言葉。
岡崎の味噌蔵などを見学して、この発言。
「ゆっくり時間をかけて熟成させることで、あの豊かな味わいが生
まれるんですね。ビンテージワインにしても、エイジングビーフに
してもみんな大好きなのに、人間のエイジングだけがダメだなんて
おかしいですよね。エイジングって素晴らしい。経験が浅いと、つ
い他人のことが気になって、競いあってしまうけれど、経験を積む
ことで、自分らしく人生を楽しめるようになるんです。わたしがグ
レイヘアにしたのも、自分らしくありたいと思ったから。それも人
としての熟成だと思います」。
(13p)
「自分らしく」が私には響きました。
定年まであと2年の今、経験の質はさておき、
量は、1年先輩の人以外には負けていません。
自分らしくを貫きたいです。
つい先ほど、ハマコウさんへのコメント返信でも宣言しました。☟
※ここでも道草 「数学教師 井本陽久」を見る/無責任ではない「ありのままでいい」(2020年3月19日投稿)
今やりたいことがあります。
私がたくさん所有している映像を、他の先生と一緒に見ること。
実はもう始めています。
またそのことは書きます。
「定年退職の手続き 完全ガイド」のコーナー。
退職金のこと、再就職のこと、失業保険のこと、
マネープランの立て方などが書いてありました。
その最後・・・・
ここまで、定年時に必須の主要な手続きをフォローしてきた。しか
し、人生は手続きだけでは済まない。ときに、「まさか」の事態が
起きうる。最後にそれに触れておきたい。
代表的な「まさか」が熟年離婚だ。特に夫が定年のタイミングで、
妻から切り出される”定年離婚”。これによってマネープランも大き
く変わってしまう。(中略)
予防策はあるのだろうか。
「リタイア後のサラリーマンは、どうしても家の中にいる時間が増
えます。食事や買い物、洗濯など妻に依存すると、夫の存在が重荷
になりがち。定年後の手続きに『離婚届の提出』が加わることがな
いよう、現役時代からの自立の心がけが大切になります」(スター
トライン行政書士事務所代表、横倉肇氏)
家事の分担、緊密なコミュニケーションーー。定年後の人生は長い。
仕事の問題のみならず、来し方をチェックしこれからを考えるきっ
かけにもしたい。
(47p)
今回、ほぼ9か月間の休職は、
定年後の生活の予行演習みたいでした。
きっと定年後は、こうやって2人で昼ご飯を食べるんだろうなあと。
経験上思うのは、「緊密なコミュニケーション」も大事だけど、
適当に間を空けることも大事だと思いました。
適度な距離感がいい。試行錯誤ですね。
血もつながっていないのに、偶然出会った人が、
長年寄り添ってくれていることを大事にしたいです。
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