「週刊文春 3月26日号」② 手記を受け取った記者
今日は令和2年3月22日。
前記事に引き続き
「週刊文春 2020年3月26日号」より。
赤木俊夫さんの手記に関する記事を書いたのは、
大阪日日新聞記者の相澤冬樹さんです。
こんな記事がありました。
私(相澤)がこの「手記」を初めて手にしたのは、赤木さんが亡
くなって半年あまりがった11月17日のことだった。大阪・梅
田の喫茶店。そこで私は赤木俊夫さんの妻、晶子さん(仮名)と
初めてお会いした。NHKで森友事件を取材した私が、記者を外
されNHKを辞めたことをどこかの記事で知り、会いたいという
話だった。
(25p)
相澤さんにも、何か事情があるようです。
次のような文章もありました。
当時、私は『安倍官邸VS.NHK 森友事件をスクープした私が
辞めた理由」』という本を文藝春秋から出す直前で(後略)
25p)
この本に興味をもちました。
Amazonより、目次を転載します。
第1章 森友報道は「忖度」で始まった
第2章 一転して大報道合戦~小学校認可の行方~
第3章 クロ現製作ですったもんだ~けんかの末に仲間に~
第4章 注目を集めた籠池理事長夫妻の人物像
第5章 国有地問題から補助金詐欺へ~焦点を移す検察の捜査~
第6章 背任の実態に迫る特ダネに報道局長激怒
第7章 籠池前理事長逮捕の舞台裏
第8章 取材体制変更で担当を外された私
第9章 森友事件追及弁護団(仮称・阪口弁護団)の活躍
第10章 近畿財務局職員の自殺が残した謎
第11章「口裏合わせ」の特ダネに圧力再び~プロの記者はこうして取材する~
第12章 強者記者列伝~5本の指に入る記者+と、もう一人の優れもの記者~
第13章 個性豊かな検事たちとの愉快なやり取り
第14章 急転直下の検察捜査、財務省は全員不起訴 ~そして私は記者を外された~
終章 NHKから大阪日日新聞へ~森友事件の取材は続く~
NHKの番組を授業で使っているし、教材研究でも使っている身としては、
気になる内容です。
また読みたくなった本です。
さっそく図書館に予約です。
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