異常事態/自分の使命を確かめるのが大事
今日は令和2年3月29日。
今日(3月29日)の朝日新聞朝刊「天声人語」も
書き留めたいと思った文章でした。
主人公は、事故でたった一人火星に残された宇宙飛行士。小さな
基地から一歩外に出れば死に直面する。限られた食料をどう食つな
ぐか。水をどう確保するか。SF小説『火星の人』は何一つ自由に
ならない極限生活を描く▼慰めは、仲間の宇宙飛行士が残した電子
書籍や音楽を見つけることだ。アガサ・クリスティーを読み、ビー
トルズを聴く。この週末、手持ちぶさたのまま家にこもる方も多い
だろう。人の消えた繁華街の映像はまるでSFだ▼世界中が外出制
限の波を被(かぶ)るなか、AFP通信が本物の宇宙飛行士に閉じ
こもり生活の極意を尋ねていた。かつて宇宙ステーションにいたス
コット・ケリー氏は制限の長期化を見越し、「宇宙で1年暮らす」
ような心構えが必要だと言う▼「とにかく日課を決めること。決ま
った時間に起き、決まった時間に眠ることだ」。昼夜の別のない宇
宙暮らしゆえの教訓か。AFPの記事には潜水艦の元艦長の言葉も
あり、自分の使命を確かめるのが大事だと説いていた。外出しない
ことで人々や医療関係者を守るという使命を▼「この1,2週間が
瀬戸際」と言われたのが、ずいぶん前だった気がしてくる。長期化
するウイルスとのたたかいである。中国のように強制されずとも、
欧州のように戦時下だとことさら言わなくとも、一人ひとりの行動
で乗り切りたい▼家の中を探し、しばらくぶりの本や音楽に出会う
のも悪くない。火星と違い、窓やドアを開け外の空気を吸うことも
できる。
私は映画「オデッセイ」を録画して持っていますが、
まだ見ていません。
この文章中に出て来たSF小説「火星の人」が原作だったのですね。
こういう機会を大事にしたい。
映画「オデッセイ」は近いうちに見ることにしよう。
「外出しないことで人々や医療関係者を守るという使命」は
共感できますが、学校が始まって生徒が登校するようになったら
どうするか。
感染を広げることをせずに、
遠隔で生徒の学力を伸ばす手段を探ることはできないか。
ヒントは、以前の新聞記事にありました。
※ここでも道草 3月23日の朝刊より/GIGAスクール構想始動(下)(2020年3月24日投稿)
「Zoom」に注目中です。
今日はタブレット端末にアプリを入れて、
奥さんとできるか挑戦しました。
映像は映りましたが、音声がうまくいきませんでした。
明日また挑戦です。
新型コロナウイルスの感染で、学校のICT機器が
もしかしたら飛躍的に普及するのではと
楽観的に思うようになりました。
あと3月も2日。
読書を進め、Zoomに挑戦し、
所有している映像の目録作りにも取り掛かってみたいです。
映画「オデッセイ」も見てみたい。
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