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2020年2月15日 (土)

パラリンピック〈17〉 「パラアスリート」④ ローポインターとハイポインターの組み合わせ

 

今日は令和2年2月15日。

  

前々記事に続いて

パラアスリート」(山田清機著/PHP研究所)

より引用します。

  

【車いすバスケ選手 藤澤潔 ふじさわ・きよし】その2

   

(車いすバスケでは)得点力の高いハイポインターばかりを集

めても、ハイポインターだけで試合をすることはできなのだ。

裏返して言えば、どれだけ優れたローポインターを揃えること

ができるかがチームの実力を大きく左右することになる。

藤澤潔のポイントは、2.0。つまり彼はローポインターであ

、しかも日本を代表するローポインターのひとりなのである。

(75p)

   

宮城MAXの藤本とEXCUSEの香西は、車いすバスケ界で

は知らない人のいないスーパスターであった。リオの日本代表

チームの二枚看板であり、ドイツのプロリーグでも活躍してい

るという。無知を恥じるしかないが、それにしてもこのふたり

のプレーには、障がい者という言葉を完全に忘れさせてしまう

ものがあった。

(76p)

  

すぐに動画で見たくなります。どんな人だろう?


YouTube: 【公式】PARA☆DO!<#79藤本怜央選手>

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後日、品川区東八潮(ひがしやしお)の船の科学館の隣にオー

プンした日本財団パラアリーナに、藤澤を訪ねることにした。

このパラアリーナはパラスポーツ専用の体育館であり、完全な

バリアフリー構造になっている。

(77p)

  

日本財団パラアリーナHPより写真を掲載します。☟

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このような施設があることを、知ることができました。

  

  

ローポインターがハイポインターの動きを封じることには、1

対1以上の価値があるということになる。藤澤は言う。

「ローポインターがハイポインターに対して絶対的に不利にな

るのは、ゴール下だけです。ゴール下ではビッグマンのハイポ

インターの高さには、絶対に届かない。でも、ゴール下以外で

はローポインターがハイポインターを止めることもできるし、

敵のハイポインターを引きつけて味方のハイポインターにシュ

ートを打つスペースをつくってやることもできるのです」

(80p)

  

さらに藤澤には、一般的なローポインターにはない武器がある。

それは精度の高い3ポイントシュート(3点シュート)が打て

ることである。一般的なローポインターの最も重要な役割は、

味方のハイポインターがシュートを打ちやすい状況をつくり出

すことだが、自らシュートを決める力をもっている藤澤は、相

手チームにとってこの上ない脅威となる。

(81p)

  

私は、得点力の高いハイポインターにとって、ローポインター

という存在は、本音では「足手まとい」であり、一方、ローポ

インターにとってハイポインターとは「障がいが軽いから得点

できるだけ」の存在ではないかと勘繰(かんぐ)っていた。し

かし、両者のあいだにはリスペクトが存在していると藤澤は言

うのだ。

(81p) 

  

  

ここに引用した文章以外にも、じっくりローポインター、

ハイポインターの説明はしてあって、驚きでした。

障がいの重い選手と軽い選手を組み合わせることで、

車いすバスケはとっても面白いスポーツになっていました。

 

  

まだつづく。

286pの本ですが、まだ81p。

気長に引用していきます。

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