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2019年12月 8日 (日)

2019年冬長野(9)夕食は「おしぼりうどん」

今日は令和元年12月8日。

  

Img_0641

長野県千曲市の上山田ホテルに泊まった晩は、寒かったです。

どこかで夕食を食べようと、街に出ました。

温かいものが食べたくて、「うどん」の看板を見て、

さっと入ったお店で食べたのが「おしぼりうどん

 

「おしぼりうどん」?

この名前を聞いて思い浮かべたのは・・・・

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でも違いました。

 

「ねずみ大根」という大根をおろして、

そこからしぼったとっても辛いしぼり汁で、

釜揚げうどんを食べるのです。

しぼり汁には味噌を加えて、辛みを調節します。

辛いのは得意と思っていましたが、これは辛かった!

やせ我慢せずに「辛い!」と叫び、

注いでもらった水を飲みました。

味噌をどんどん加えました。

少し辛みがまろやかになったので、ほっとして味を楽しみました。

予想外の辛さでした。

でもおいしくて、楽しかったです。

 

「ねずみ大根」は、なぜ「ねずみ」なのか聞きました。

大根を見せてくれました。

Img_0646  

こりゃあ「ねずみ」だ。

納得。

千曲市のとなりの坂城町(さかきまち)の名産だそうです。

坂城町ねずみ大根振興協議会

☝ ここから引用します。

 

坂城町は年間降水量が800mm程度と少ないため、主に

果樹栽培が営まれてきた経過からもお察しいただけるように、

野菜の適作地とは云い難い自然環境にあります。

そうしたなか、ねずみ大根は昔から「鍬で耕せば、火花が

出るような小石混じりの畑」が栽培に適しているとされ、

他の土地ではねずみ大根本来の形や風味は出せないとされています。

そのため、肉質は緻密で硬いため汁が少なく、舌触りが良好なため、

地元では漬け大根のほかに、おろし大根やそばの薬味、名物の

「おしぼりうどん」用の大根として親しまれています。

11月になるとねずみ大根自身が寒さから身を守るため、

大根内部に澱粉質をさらに蓄えるため、辛さ以外にも

奥行きのある味になります。これが坂城町で俗にいわれる

「あまもっくら」した味で、辛さの後からほのかに感じる甘さが

特徴です。そしてこの味を活かした食べ方は何と言っても

「おしぼりうどん」に尽きるでしょう。 

 

最後は甘さを感じることができたと思います。

 

私が食べたお店の名前は「澄銀」 

変わった名前なので、いわれを尋ねました。

澄子さんのお店だから「澄」

「銀」をつけると商売にはいいと言われて、

「澄銀」となったそうです。

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