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2019年11月25日 (月)

「絵でわかる地球温暖化」⑦/北極と南極の海氷・武田教授「温暖化は終わった」

 

今日は令和元年11月25日。

   

前投稿に引き続き、「絵でわかる地球温暖化」(渡部雅浩著

/講談社)より引用します。

   

南極大陸周辺にも海氷は存在します。こちらは、実は減少しておらず、

むしろ10年あたり約1.5%の割合で増えています。温暖化すると、

一方では地表気温や海面水温の上昇により氷の融解量が増えますが、

他方では水循環が活発になることで氷上の積雪が増加するのです。

北極海では前者の効果が強く、南極域では後者が効いているのでは

ないかと考えられていますが、まだわからない点もあります。ただ、

北極と南極の海氷は、存在する緯度が違っています。(北極は北緯

60°以北に氷があるが南極では南緯78°まで氷が存在しない)。

そのことが、北極海氷が温暖化に対してより敏感に応答する大きな

理由だと考えられます。

(79p)

  

20世紀初めから2010年までの間に世界の平均海水準は19cm

ほど上昇しています(1年あたり1.7mmの上昇)。この最大の

要因は、海水温が上昇することによる熱膨張と、北半球の氷河(glecier)

の融解による淡水の流入です。(あわせて全体の75%を説明しています)。

よく誤解されますが、北極の海氷が融解しても海中での体積は変わりま

せんから(コップすれすれの氷水で、水が融けても水があふれないのと

同じ)、海水準の上昇と図5.9のような海氷面積の減少は関係が

ありません。もっとも、南極大陸の氷床(ice sheet)は融雪すれば

海水準の上昇を招きますが、20世紀の間に目立った減少は観測されて

いません。

(112p)

  

  

南極の氷が増えたことは、武田邦彦教授も言っています。


YouTube: 武田邦彦 南極の氷ふえている... 「NHKと違うことを言うな!」保護者から抗議されます。

南極の氷は増え、北極の氷が減ることは、

武田教授も言い、「絵でわかる地球温暖化」にも書かれています。

北極の氷が減るほど、地球全体が温暖化する状態が

人間たちにとっていい環境かどうかだと思います。

ちなみに北極付近の氷が解けても、海水面が上がらないというのは、

武田教授の説明がわかりやすかったです。


YouTube: 【武田邦彦 ブログ 音声】【科学】北極の氷と南極の氷の違い。【武田教授 youtube】

  

  

武田教授のこの映像はなかなか激しいです。


YouTube: 【温暖化は終わった】なぜこの子が…少女の背後で蠢く悪魔達!【地球温暖化 スウェーデン 国連気候行動サミット 環境活動家 エントロピー 偽善者】

国連総会でスウェーデンの16歳のグレタ・トゥンベリさんが

温暖化について演説したことを批判しています。

「これで温暖化は終わったな」「子どもを使う時は断末魔」

「正常な時は大人がきちんと行う」

「どうにもならなかった時には子どもを使う」

「国連で子どもを使ったということは、温暖化は嘘だと示した」

NHkみんなのうた「ホッキョクグマ」についても批判。

みんなのうた「ホッキョクグマ」

武田邦彦教授には、頭がいいから、

きっと何かが見えているのでしょうね。

その見えているものに迫りたい。

温暖化に関する本も読みつつ、武田教授の動画や本も

見ていきたい。 

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