「絵でわかる地球温暖化」②/「桜満開の卒業式」「紅葉真っ盛りの師走」
今日は令和元年11月22日。
前々記事で、昔より紅葉のシーズンが遅くなったことを
書きました。「絵でわかる地球温暖化」(渡部雅浩著/講談社)を
読み進めていったら、そのことが書いてありました。
引用します。
日本人は季節の風物に感性を磨かれてきましたが、中でも桜と紅葉は
格別なものです。桜は入学式や入社式など、人生の門出を飾るもの
ですし、紅葉は秋の訪れや冬の気配を感じさせてくれます。
それらの時期になると、ニュースでは開花予報や見頃予報が流れます。
しかし、これらの日本の春と秋を彩る風物も、温暖化とともに変化
しつつあります。サクラの開花時期は、九州で3月下旬、北海道で
5月上旬(北海道に咲くのはソメイヨシノではなくエゾザクラですが)
と2カ月の開きがありますが、各地で開花日の変化を見てみると、
観測を開始した1953年以降、開花日が徐々に早くなっていることが
わかります。逆に、カエデの紅葉日は10月から12月ですが、徐々に
遅くなっています。すなわち、年平均気温の上昇により冬が短く、夏が
長くなることで、春の訪れは早くなり、秋の到来は遅くなっているのです。
特に紅葉日は過去50年で約2週間も遅くなっており、晩夏がそれだけ
長くなっていることを意味します。
植物の開花や紅葉は、その日の気温だけでなく一定以上(あるいは
以下)の気温が何日持続するかといった履歴にも依存します。したがって、
過去の傾向をそのまま将来に外挿すればいいということにはなりませんが、
今後50年くらいの間には、「桜満開の卒業式」や、「紅葉真っ盛りの
師走」といった風景になってゆくかもしれません。
(86~88p)
「桜満開の卒業式」「紅葉真っ盛りの師走」
ありえますよ。
「紅葉」と「クリスマス」が重なってしまうかも。
「ホワイトクリスマス」は昔話になってしまいます。
雪山好きですが、短期間に焦って登ることになりそうです。
※ここでも道草 2017年の最終日に「わかん」を購入(2017年12月31日投稿)
2017年に購入した「わかん」を、
まだ雪山で履いたことなし。
今日は、スタッドレスタイヤに交換してきました。
12月の紅葉は似合わない。
雪よ、降ってください。
やはり12月・1月・2月は雪が似合います。
話が脱線しました。
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