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2019年10月11日 (金)

自衛隊の裏側その5/最終手段は人の手作業

今日は令和元年10月11日。

  

前投稿に引き続き、9月14日放映の

超スゴ!自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!」より。

  

機雷の処理方法の続き。

  

今まで3つの機雷処理の方法を書きました。

①水圧機雷

②音響機雷

③係維機雷

  

ただ、これは掃海艇が入ることができる海域です。

掃海艇が侵入できない海域、たとえば水深が浅い場所では

人間が潜って行います。

最終手段は人の手作業なのです。

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非常に危険な仕事であるために、訓練をしています。

実際に、この作業で亡くなった人がいます。

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EODとは?

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水中処分ダイバー(Explosive Ordnance Disposaldiver)

「Explosive Ordnance 」は爆発物。

「Disposal」は処分。

 

 

EODは小型ボートに乗って現場に向かいます。

最大、水深30mぐらいまで潜ることがあり、

身体に大きな負荷がかかるそうです。

海中では、ハンドソナーを使って移動します。

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水中では視界が悪い時に機雷が目視できないこともあるため、

ハンドソナーから超音波を発生させ、

機雷からの反響音を耳でキャッチしながら進んでいくそうです。

  

機雷発見! こんなふうに転がっているんだ。怖い怖い。

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驚くことに、素手で直接機雷に爆薬を設置します。

そして導火線に点火して!退避するそうです。

やっぱり危険な仕事です。

 

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5,4、3,2,1、ドカーン!

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EODからは歓声があがりました。良かったです。

  

しかし、EODの仕事は、危険な任務にもかかわらず、

国民のほとんどが存在を知られていません。

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どんな思いで・・・語ってくれました。聞き書きです。

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国民が知らないということは、日本が平和だという証拠だと

僕は思っているので、それでいいと思っています。

 

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今やっていることの延長線上に平和があると思っているので、

まずは初段階である爆弾処理の自分の仕事を全うしたい。

  

  

MCの一人、高橋みなみさんが、ここで言いました。

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私も同感です。

知ることができてよかった番組でした。

超スゴ!自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!」の

読み物化完了。

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