自衛隊の裏側その5/最終手段は人の手作業
今日は令和元年10月11日。
前投稿に引き続き、9月14日放映の
「超スゴ!自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!」より。
機雷の処理方法の続き。
今まで3つの機雷処理の方法を書きました。
①水圧機雷
②音響機雷
③係維機雷
ただ、これは掃海艇が入ることができる海域です。
掃海艇が侵入できない海域、たとえば水深が浅い場所では
人間が潜って行います。
最終手段は人の手作業なのです。
非常に危険な仕事であるために、訓練をしています。
実際に、この作業で亡くなった人がいます。
EODとは?
水中処分ダイバー(Explosive Ordnance Disposaldiver)
「Explosive Ordnance 」は爆発物。
「Disposal」は処分。
EODは小型ボートに乗って現場に向かいます。
最大、水深30mぐらいまで潜ることがあり、
身体に大きな負荷がかかるそうです。
海中では、ハンドソナーを使って移動します。
水中では視界が悪い時に機雷が目視できないこともあるため、
ハンドソナーから超音波を発生させ、
機雷からの反響音を耳でキャッチしながら進んでいくそうです。
機雷発見! こんなふうに転がっているんだ。怖い怖い。
驚くことに、素手で直接機雷に爆薬を設置します。
そして導火線に点火して!退避するそうです。
やっぱり危険な仕事です。
5,4、3,2,1、ドカーン!
EODからは歓声があがりました。良かったです。
しかし、EODの仕事は、危険な任務にもかかわらず、
国民のほとんどが存在を知られていません。
どんな思いで・・・語ってくれました。聞き書きです。
国民が知らないということは、日本が平和だという証拠だと
僕は思っているので、それでいいと思っています。
今やっていることの延長線上に平和があると思っているので、
まずは初段階である爆弾処理の自分の仕事を全うしたい。
MCの一人、高橋みなみさんが、ここで言いました。
私も同感です。
知ることができてよかった番組でした。
「超スゴ!自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!」の
読み物化完了。
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