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2019年10月 7日 (月)

おいしい焼き鳥学その7/なぜ竹串なのか? 生竹を湯釜に入れる?

  

今日は令和元年10月7日。

  

前投稿に引き続き、9月14日放映の「二代目 和風総本家 

おいしい焼き鳥学」より。

  

焼き鳥に欠かせない串について書いていきます。

 

串を使った料理は、古くからあったそうです。

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江戸時代、スズメの串焼きが人気だったそうです。

今も、伏見稲荷大社の参道では、スズメの串焼きを売っているそうです。

マイナビニュース 伏見稲荷になぜスズメの丸焼きがあるのか--

☝ このサイトで紹介されていたお店 ☟

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ひさしの「国産すずめ」に注目。店名は「稲福」です。

ちょうど、上のスズメの串焼きの写真を提供している店でした。

  

皿や箸が必要がない串料理は広がり、

以前にも書きましたが、焼き鳥屋は江戸時代に生まれました。

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焼き鳥屋では竹串が使われます。

なぜ竹串なのか?

それにもちゃんと理由がありました。

 

鳥繁さんによると、金串だとすぐに熱くなって良くないそうです。

焼き鳥の場合、外側は炭火で直接焼きますが、

内側は、竹串を通してゆっくり焼き上げるのだそうです。

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そこまで考えているのですね。驚きです。

  

その竹串を作っているところも、番組で見せてくれました。

場所は大分県別府市。

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永井製竹です。

ここで竹串が作られます。

その作業にビックリです。

 

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切り出してきた竹を、職人さんが、長いままどんどん突っ込んでいました。

私も「これは?」と思いました。

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生の竹の6mの長さの湯釜に入れていました。

何のために?

湯釜の中で煮沸することで、余分な油が浮き出て、

それを拭きとるのです。

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油を抜く前 ☟

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油を抜いた後 ☟

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油を抜かないとどうなるか?

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☝ 職人さんが教えてくれました。カビが生え、腐ってしまうそうです。

大事な作業です。

 

気になったのが、この職人さんの年齢と職人歴。

部分アップします。

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64歳で職人歴3年でした。

他の仕事を終えて、第2の人生でこの仕事に就いたと予想しました。

予想すると確かめたくなります。

調べました。

そしたら興味深いことがわかりました。

そのことは次の投稿で。   

 

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