20191015報告 鳳来寺山中編 黒曜石か松脂岩か?
今日は令和元年10月22日。
前投稿に引き続き、鳳来寺山登山の報告です。
昼食を食べた天狗岩から見た岩場、鷹打場です。
下から見たとおり、鷹打場までは下りです。
下って行って、もうすぐ鷹打場だというときに、
この岩石が目に入りました。☟
写真以上に黒く輝いていました。
黒曜石かなと思いました。
調べました。
このサイトの筆者さんは、おそらく私と同じ場所でこの岩石を
目にして、次のように書いています。
これって間違いなく黒曜石だよね
黒曜石の石器は触ったことがある
黒曜石って産地が限られるはずで
鳳来寺山で黒曜石が産出するって知らなかった
調べてみると
石器の材料になるような
良質の黒曜石の産地は限定されるけれど
日本で黒曜石を産出する地点は
70カ所以上あるとのことだ
鳳来寺山もその一つとのことだ
やっぱり黒曜石でいいのかなと思ったら、
次のサイトで別の名前が出てきました。
このサイトの筆者、永野さんが、鳳来寺山自然科学博物館に寄って、
そこにある岩石標本の写真を並べ、説明しています。
黒く輝く石の下の説明にはこう書いてありました。
鳳来寺山を代表する松脂岩(しょうしがん)。
流紋岩が水和するとこれになるそうです。
白い流紋岩が一気に黒曜石のような黒に変身する不思議。
黒曜石ではなくて、松脂岩の可能性も出てきました。
黒曜石も松脂岩も、流紋岩の種類だそうです。
Wikipediaには、松脂岩は次のように書いてあります。
黒曜石に似るが、国際地質科学連合の分類では、
黒曜岩の水分が1%以下なのに対して、
ふ~、こうなったら、今一度あの場所に行って、
石を採取して、鳳来寺山自然科学博物館で確認しよう。
つづく
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