落花生の”豆”知識 なぜ土の中で結実するか?
今日は令和元年8月24日。
午前中に床屋さんに行ってきました。
以前はちょくちょく自転車で行っていましたが、
最近は自動車ばかりでした。
午前中は久々涼しかったので、自転車で行きました。
片道25分ほどのサイクリングです。
その時に気がついたことです。
道の両脇の畑には、ズラッと同じ作物が植えてありました。
落花生かなと思ったけど、
どうも写真をよく見たら、葉っぱが違うようです。
近いうちにまた出向いて確認したいです。
花が咲いたらわかります。
落花生なら、マメ科らしい形の黄色い花が咲きます。
現在半信半疑です。
落花生で最近興味深い文章を読みました。
落花生は地中で結実します。
マメ科の植物の中では珍しいです。
ここからは引用。
引用:「『緑』雑学辞典」(北嶋廣敏著/グラフ社)
植物はそれぞれ種子を遠くへ散布して、
分布を広げるためのよい方法を考え出している。
ラッカセイの種子は土のなかでつくられる。
地中だと、それを遠くへ散布することが
できないではないか・・・。
では、ラッカセイが考えだした方法とは?
ラッカセイの莢(さや)は網状の凹凸(おうとつ)があり、
熟すると乾燥して堅くなって軽くなる。
そしてなかが空洞なので、水に浮くことができる。
雨が降って川となり、川が土を削り流し、
土のなかのラッカセイの種子を遠くへ運んでいく。
ラッカセイは野生の状態ではそうやって
繁殖してきたのだろうと考えられている。
(56p)
なるほどです。
アスファルトに囲まれた生活をしていると、
雨が土を削るという現象を忘れがちです。
でも、実際は土は削られているだろうから、
野生の落花生がそれを利用したと考えられます。
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