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2019年8月20日 (火)

北海道開拓と「てんさい」

今日は令和元年8月20日。

  

前投稿に続いて、2015年1月29日放映の

英雄たちの選択もうひとつの明治維新

~敗者 伊達家北海道開拓の苦闘」より。

  

前投稿に書いた通り、「てんさい」のことを中心に

読み物化をして

  

今回の英雄は伊達邦成(くにしげ)。

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☟ 若い頃。

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幕末に戊辰戦争が起きたとき、

邦成は仙台藩亘理(わたり)伊達家の

15代当主であり家臣団1300人と

その家族を抱えていました。

邦成は、北海道の開拓を決断し、新政府に請願。

新政府から支配を命じられた場所は、

「胆振(いぶり)国有珠郡(現 北海道伊達市)」でした。

明治2年のことです。

新政府は同じ年、北海道を分割して、諸藩や士族に

統治を命じています。

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邦成は新技術を積極的に導入しました。 

ここから聞き書きです。

ナレーター:伊達市には、邦成たちの新たな挑戦を物語る

  ものが保存されている。

  当時、実際に使用された西洋式の農機具である。

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☝ 「カルチベータ」とありました。

意味を調べたら、「耕運機」でした。

京セラ ガーデン機器

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ナレーター:邦成たちは、開拓使を通して、最新の農機具を調達し、

  抜本的な農業改革に取り組んだ。

  特に普及が進んだのが、馬を使い、人力の4倍の効率で

  畑を耕すことができたプラウ。

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☝ 「プラウ」については、mimi_hokkaidoさんは

次のように書いていました。

「種まきや苗植え付けに備えて最初に土壌を耕起する鉄製農具」

伊達スケッチ便り

 

ナレーター:有珠郡のプラウ保有台数は、他の地域を圧倒し、

  北海道の農業改革に大きな影響を与えていった。

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  新技術の導入によって、有珠郡の特産物となったのは、

  砂糖の原料となるテンサイだった。

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  当時、砂糖は多くを海外からの輸入に依存しており、

  国内での生産が求められていた。

  政府は有珠郡に、日本初となる官営の製糖所を設立。

  邦成たちは、国力増強に大きな役割を果たしたのである。

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以上です。

  

中学校の社会科のテストで、「北海道でとれる作物で、

砂糖の原料になるものは?」と問われたら、

「テンサイ」で〇。うっかりサトウキビと書いたら✖。

それだけで終わってしまうこと多し。

教えることがたくさんだからです。

テンサイが実際にどのような作物であるのか?

テンサイの砂糖と、サトウキビの砂糖では違いがあるのか?

今回知ったことですが、伊達邦成ら開拓民が願いを込めて

つくり始めた作物であることなど、教えていません。

「テンサイ」にもこのような歴史があるのだと、

この番組で最も印象に残ったので、読み物化しました。

次は、「歴史秘話ヒストリア」を見ます。

   

  

砂糖の違いについては、このサイトが参考になりました。☟

たべるご きび砂糖・三温糖・てんさい糖!3つの砂糖の違い

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