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2019年8月 2日 (金)

樹木の入ったお名前「杉」「楠」「漆」「桧」「樫」「松」

 

今日は令和元年8月2日。

  

今日も番組の読み物化をします。

7月11日放映の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!

【樹木のおなまえ】」をやってみます。

45分間番組をすべて写真つきで読み物化をするのは

時間的に難しい。

したがって、番組の一部は写真つき・聞き書きもやって読み物化。

他の部分で、書き留めておきたいところは箇条書き。

そんなやり方でやってみたいです。

  

〇樹木の名前が入った名字は700種類以上ある。

〇身近にあったから名字につけたのではなく、

 その樹木が大事だったから名字につけた。

〇名字に使われる樹木のベスト10

Rimg1939 

〇今回番組で紹介された樹木は

「杉」「柳」「楠」「漆」「桧」「樫」「松」

この中で「柳」については次の記事で紹介する。

「杉」

〇室町時代まで焼き物の甕(かめ)や壺が主流。

 水を入れたりすると重く、落とせば割れてしまう。

〇杉桶が発明される。軽くて水が漏れない。

 海や川の水が簡単に運べるようになる。

05204be2230125778001 観るなび 秋田県

〇杉はまっすぐに伸びる樹木。

 「直(すぐ)な木(き)」→「すぎ」

 まっすぐに割れて加工しやすい。割り箸も割れやすい杉が使われる。

〇杉桶には酵母菌が住む。酒桶・・酵母菌のおかげでおいしくなる。

〇同じように醤油や味噌も、杉桶に入れておくことで、

 酵母菌の働きでおいしくなる。

〇その結果、蕎麦、蒲焼(かばやき)、寿司などの

 和食の味を深めた。

  

「楠(くす/くすのき)」

〇飛鳥時代に、仏像の材料として使われた。

 樟脳(しょうのう)を含む。虫が寄って来ない。

  

「漆(うるし)」

〇樹脂が昔から塗料に使われる。

  

「桧(ひのき)」

〇法隆寺、伊勢神宮などの建材として使われる。

 美しく、耐久性の高い樹木。

  

「樫(かし)」

〇室町時代に、鉄製の鍬(くわ)や鋤(すき)が普及した。

 鍬などで耕した時の衝撃に耐えられる硬さの樹木として

 「樫」が使われるようになった。

〇樫は日本一硬い樹木。

〇木刀、金づちの柄にも使われている。

Dougu_kuwa_hira               鍬

Dougu_kuwa_bichu              備中鍬

Dougu_suki

  

 

「松」

〇北海道から沖縄まで松が入った名字が多い。

 全国で松が大事であった証拠。

〇「たいまつ」を漢字で書くと「松明」

 夜の明かりとなり、日本人の時間を長くした樹木。

 奈良時代には使っていた記録がある。

〇松脂(まつやに)は簡単に火がつき長持ちする。

 最高の照明具であった。

〇戦国時代以降、刀をつくる時に松炭が一番適していた。

 松炭=鍛冶屋炭と呼ばれた。

〇栄養のない海岸の海岸の砂地でも育つ松

 海岸防災林として日本の生活を守ってきた。

 

「柳」については次の記事で。 

 

 

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