「とげぬき地蔵」はなぜ「とげぬき」?
今日は令和元年8月26日。
昨日は、家の庭の草取りをしました。
そしたら、右手中指に棘が刺さりました。
なかなか立派な棘です。
草取りは素手でやることが多く、
「軍手をはめてやってよ」と奥さんに言われますが、
昨日も素手でやっていたため、棘が刺さりました。
思えば、棘が刺さるなんて
うんと久々だなあと思いました。
立派なとげなので、
押し出せるかなと思って
指で押してみましたが、うまく出ません。
老眼で、照準が合いません。
私より老眼が進んでいない奥さんが、
的確に棘を指で押し出してくれました。
私にとって棘が刺さるのは久々でしたが、
昔は、もっと頻繁にあったことと思います。
実際、私も、子どもの時のほうが
よく刺さっていました。
親に針で棘を取ってもらったりした覚えがあります。
時々チクッと痛みがあって、
ドキドキして取ってもらっていました。
「とげぬき地蔵」というのはどういうものなのだろう?
やっぱり昔のほうが棘が刺さることが頻繁にあった証拠かなと
思って調べてみました。
※主婦・サラリーマン・年金世代の知りたいこと!の強~~~い味方! とげぬき地蔵の由来と飲むお守り御影!の飲み方・貼り方とは?
江戸時代中頃の正徳5年(1715年)に
毛利家の女中さんが誤って針を飲み込んでしまい、
高岩寺の地蔵尊の御影(おみかげ)のお札を
飲んでからそのお札を吐き出して洗ってみたところ、
お地蔵様に針が刺さっていたことから
「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになりました。
手に刺さった棘よりも、もっと一大事でした。
ただ、このようないわれのある地蔵なので、
御影を飲むことが行われているようです。
次のサイトから引用します。
※グランディール とげぬき地蔵の飲むお札御影のご利益と使い方、値段は?
高岩寺の「御影」の包みの中に
4㎝X1.5㎝の御影が5枚入っています。
痛みがある場合にこれを1まいずつ使用するのです。
ではどのように使用するのかというと
これを治したい箇所にあてて軽くなでながら、
「南無地蔵願王尊(なむじぞうがんのうそん)」
の唱え言葉を数回となえて、御影を水で飲み込むのです。
そのままでも丸めてもたたんでもいいそうですが、
くれぐれもちぎらないように注意が必要です。
やはりありがたいお地蔵様のお姿ですので、
そこは丸めたり、たたんだりしてもちぎったりしないように
注意しましょう。
実際に飲んでみたくなりました。
世の中、やりたくなることにあふれています。
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