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2019年6月 6日 (木)

「歴史秘話ヒストリア チャップリン暗殺計画」その2/高野虎一との出会い

今日は令和元年6月6日。

  

少し予告よりも間が空いてしまいましたが、

 2019年5月15日放映の

歴史秘話ヒストリア 五・一五事件 チャップリン暗殺計画

について書いていきます。

  

チャップリンが親日だったのは、

チャップリンの身近に日本人がいたからだったようです。

その人の名前は高野虎一(こうのとらいち)。

 

2人の出会いは1916年アメリカのロサンゼルス。

高野は、チャップリンの運転手募集に応募して、

チャップリンの前に現れました。

こんな会話がなされたそうです。

聞き書きです。

  

Rimg1904

チャップリン:運転の腕は確かかい?

高野:任せてください。

チャップリン:僕は運転ができないんだ

  

チャップリン:君はかっこいいね

Rimg1905  

これだけのやり取りがあって、高野は運転手に採用されました。

  

 

この頃すでにアメリカを代表する

映画スターであったチャップリン。

高野は日本からの移民。

15歳でアメリカに渡り、荷物運びや鉄道工事などに従事しながら、

持ち前の明るさと積極性で生き抜いてきたそうです。

チャップリンとの出会いは、1885年生まれなので、

31歳頃ということになります。

ちなみにチャップリンは1989年生まれ。27歳頃です。

 

運転手として雇われた高野ですが、

仕事はそれだけではありませんでした。

チャップリンの妻の浮気調査として探偵の真似事。

映画出演。

チャップリンの要望を根気強くこなし続けた高野。

チャップリンは、高野を厚く信頼するようになり、

秘書の役割も任せるようになりました。

Rimg1906  

チャップリンはこう書き残しています。

 

高野はすべてだ。

看護士 付き人

秘書にボディガードまで

彼は日本人で

私のために何でもしてくれた

「A COMEDIAN SEES THE WORLD」より

  

  

今回はここまで。つづく。

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