1910年不二家開業/なぜショートケーキ?その2
今日は令和元年5月5日。
前投稿に引き続き、2019年3月5日放映の
「この差って何ですか? なぜショートケーキ?他」より。
なぜ「ショートケーキ」というのか?
店員さんはこう言いました。
「それは、作る時にショートニングを使っているからよ」
「ショートニング」
私は知りませんでした。
番組で説明してくれました。
以上です。
ショートケーキの「ショート」は
「ショートニング」が由来でした。
しかし、ここで新たな疑問。
藤井がアメリカで見たショートケーキと、
日本のショートケーキは違うものです。
これはなぜ?
紙芝居は続きます。
藤井林右衛門は悩みます。
アメリカのショートケーキはおいしかったけど、
あのサクサクした生地は、日本人には合わないと考えました。
どうしたらいいか。
藤井は気がつきます。
それはカステラを見て気がつきました。
大正11年に藤井が作ったケーキを再現したものがこれ↓
イチゴだけでなく、モモやミカンなども載っていました。
その商品名は・・・
ショートニングは使っていないけど、
アメリカのショートケーキを参考にしたので、
ケーキの名前を「ショートケーキ」にしました。
その形は、今のショートケーキとは違って、
円柱状ケーキでした。
こういうのを「ホールケーキ」というのですね。
これも知りませんでした。
調べました。
引用します。
英語:whole cake
ケーキのうち、主に切り分けて多人数で食べる目的でつくられる、
円柱形の大きなケーキを意味する語。
単にホールとも呼ばれる。ホールケーキに対して、
切り分けられたケーキはピースと呼ばれることが多い。
wholeは「全体」の意味。
ロールケーキも、ホールケーキだそうです。
つづく
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