「いだてん」次回はストックホルム大会/オリンピックの歴史を少々
今日は3月16日。
次回の大河ドラマ「いだてん 第11回 百年の孤独」は
ついにオリンピックストックホルム大会のことをやります。
注目です。
これを機会に近代オリンピックの歴史を調べてみました。
第1回 アテネ大会(ギリシャ) <1896年4月6日~15日>
第2回 パリ大会(フランス) <1900年5月20日~10月28日>
第3回 セントルイス大会(アメリカ) <1904年7月1日~11月23日>
第4回 ロンドン大会(イギリス) <1908年4月27日~10月31日>
第5回 ストックホルム大会(スウェーデン) <1912年5月5日~7月27日>
第6回 ベルリン大会(ドイツ) <1916年> 中止
第7回 アントワープ大会(ベルギー) <1920年4月20日~9月12日>
第8回 パリ大会(フランス) <1924年5月5日~7月27日>
第9回 アムステルダム大会(オランダ) <1928年5月17日~8月12日>
第10回 ロサンゼルス大会(アメリカ) <1932年7月30日~8月14日>
第11回 ベルリン大会(ドイツ) <1936年8月1日~16日>
第12回 東京大会(日本) <1940年> 中止
第13回 ロンドン大会(イギリス) <1944年> 中止
第14回 ロンドン大会(イギリス) <1948年7月29日~8月14日>
第15回 ヘルシンキ大会(フィンランド) <1952年7月19日~8月3日>
第16回 メルボルン大会(オーストラリア)<1956年11月22日~12月8日>
※馬術競技のみストックホルム(スウェーデン)で6月10日~17日に開催
第17回 ローマ大会(イタリア) <1960年8月25日~9月11日>
第18回 東京大会 <1964年10月10日~24日>
・
・
・
第32回 東京大会 <2020年7月24日~8月9日>
日本人初のオリンピック出場となったストックホルム大会は、
第5回であって、こうやって並べたら、まだまだオリンピック黎明期。
日本人は早くから参加したんだなあと思います。
金栗四三さんはストックホルム大会では、
マラソンを走っている最中に日射病で倒れます。
暑さ40度の過酷なレースだったようで、
同じマラソンで出場していたポルトガルの選手も倒れ、
翌日死亡しています。
大河ドラマの中で、四三さんが心を通わせていたラザロ選手には、
そのような運命が待っていることを、今回調べて知りました。
第6回のベルリン大会が中止になったのは、第1次世界大戦の勃発のため。
金栗四三さんが最も脂が乗った時なので、残念。
最近、嘉納治五郎さんに関する番組を見ました。
今回の大河ドラマでも大事な役ですが、
柔道を創り出し、日本最初のIOC(国際オリンピック委員会)委員になり、
1940年のオリンピック東京誘致に中心になった人物。
金栗四三さんといい、嘉納治五郎さんといい、
こんな面白い人物が、日本の近代史にいたのですね。
嘉納さんについては、柔道の創始者だとは知っていましたが、
「オリンピックの父」としての面は、今回知りました。
この2人を扱っただけでも、十分大河ドラマだと思いました。
いいところに目をつけたんだ、NHK。
近いうちに嘉納治五郎さんのことを書きたい。
コメント