今晩、映画「テルマエ・ロマエⅡ」が放映されます
今日は2月16日。
以前このような記事を書きました。
※ここでも道草 日めくりより/「あみだくじ」「欧米人のシャワー好き」(2018年11月24日投稿)
ヨーロッパ人がシャワー派になったのは、
キリスト教の禁欲的な面と、
ローマ帝国の浴場の退廃的な面が理由となって、
湯船に入ることがなくなったからだと書きました。
そして、家に録画してあった映画「テルマエ・ロマエ」を
見てみたいと書きました。
その直後、実行していました。
映画の冒頭は、その退廃的な面を
主人公が嘆くシーンがあります。
写真を使って紹介します。
主人公阿部寛演じるルシウスのつぶやきを拾っていきます。
当たり前だ。
ローマは世界一風呂を愛している国なんだからな。
相変わらず、ここは騒がしいなあ。
本来風呂は身体の疲れをとるための場所だ。
格闘技や水泳をやったり、
売り子が幅をきかしているなんて、
本質を見失っている。
くつろげる空間でこそ・・・
どいつもこいつも
全く、この者たちは、世界の頂点に立つ
ローマ人としての自覚はないのか。
このままでは、我がローマ帝国が凋落する日も
近いかもしれない。
湯の中に入るしか静けさを感じることができないなんて、
派手なテルマエがもてはやされるこの現状を打破できるような
斬新な発想さえ思いつけば・・・・
斬新な発想、斬新な発想、斬新な発想・・・・
このあとルシアスは排水溝に吸い込まれて、
現代の日本にやってきます。
少し知識を得ると、映画を見るときの視点が変わります。
ローマの浴場の退廃的な面を勉強できる映画だと
私にはインプットされました。
今晩、あと数分で映画「テルマエ・ロマエⅡ」(2014年)が
放映されます。
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