JICAの活動「Dream~みんなの学校が開く未来」その4
今日は11月25日。
前投稿の続きで、この動画↓の読み物化をしています。
ナレーター:「(みんなの学校)プロジェクト」ではまず、
委員選挙を民主的に行い、透明性の高い組織、
学校運営に住民が参加しやすい土台を作りました。
そして次に、住民が実際に学校運営に
参加できるような活動計画を指導。
この活動計画では、住民によって選ばれた委員が中心となり、
住民集会を開いて、よりよい学校を作るために、
解決すべきことは何かをみんなで話し合いました。
そして自分たちにできることから取り組んでいったのです。
住民A:教室を新たに作ることや、文房具を揃えることなど、
さまざまな意見が出る中、まず優先順位を決めました。
そして、無理なく自分たちの力でできることから
始めたのです。
住民B:コンクリートは無理だけど、
藁葺きの教室なら自分たちでも作れる。
それを住民集会で言ったら、みんなが賛成してくれたんだ。
住民C:誰かに言われたからじゃない。
自分たちでアイディアを出し合って、
みんなで学校を作ったのさ。
ナレーター:藁葺きの屋根。土を固めて作った机、椅子。
文字通り、住民による手作りの学校でした。
若い男性A:1年生の時は、机も椅子もなかったんだ。
それを見かねて村の人たちが、
机と椅子をバンコ※で作ってくれた。
ちょっとデコボコしてたけど
ノートをとるには十分だった。
とても、嬉しかったよ。
若い女性A:教室には、村中の子供が集まっていました。
フランス語を話したり、文字を書いたり・・・・
ほとんどの子にとって、初めての経験でした。
先生A:村の人たちが、住むところや食べ物を提供してくれたので、
生活を気にすることなく、
授業ができるようになりました。
教具や文房具も充実してきて
私もすごくやりがいを感じてきたのです。
次の投稿に続く。
先生の発言に注目です。
「生活を気にすることなく、
授業ができるようになりました。」
「私もすごくやりがいを感じてきたのです。」
子どもたちが勉強できる環境に目が行きがちですが、
教師が教えることことができる環境だって、
尊いのです。
その気になれば、明日だって思う存分教えることができる
私の状況をもっと大事にしないいけないと思いました。
明日は何を子どもたちに伝えよう!
「やりがいを感じてきたのです」と言っている
先生の笑顔がいい。
※「バンコ」の意味を調べました(11月26日記)
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