7月5日放映「カンブリア宮殿」6.アンデスメロンの誕生/生産量日本一の茨城県
今日は8月3日。
昨日の投稿の続きです。
7月5日放映の「カンブリア宮殿 花と野菜の100年企業
知られざるグローバル種子革命 サカタのタネ」(テレビ愛知)
より。
テレビ番組の読み物化を進めます。
聞き書きしていきます。
ナレーター:武雄は新しいメロンの開発に乗り出す。
しかし、前途は多難だった。
高級メロンは、病気が付かないよう、
吊るして栽培するもの。
しかも、当時は一株に一玉が限界で、
大量生産できず、値段も高かったのだ。
坂田宏社長:この当時の育種の研究者はたいへんだったようです。
もう、ほとんど音を上げていたと、聞いています。
もうやめようと、いうこともあったお聞いていますけど、
坂田(武雄)は、頑として、「絶対できる」と、
「絶対できるから、つづけよ」と。
ナレーター:そんな中、目をつけたのが、日本在来の
メロンの仲間、マクワウリ。
この品種をフランス原産のメロンとかけ合わせた。
試行錯誤すること、5年。
ついに一株で何個も収穫できる新品種が完成したのだ。
さっそく果物業者の集まりで、試食してもらった。
すると・・
業者A(声優):甘くておいしい。
業者B(声優):これはいけるぞ。
ナレーター:評判は上々。
この会の名前が「プリンス会」
そこから名づけて「プリンスメロン」が誕生した。
安くて甘いこのメロンが、爆発的な大ヒットとなった。
だが、プリンスメロンは、見た目も味も
目標のマスクメロンにはまだ遠い。
さらなる改良が続く。
そして16年後の1977年。
アンデスメロンの開発に成功。
表面にはくっきりと網目が。
そして、果肉は緑。
見た目も味も、さらに高級メロンに近づいた。
アンデスメロンは、農家の暮らしを大きく変えたという。
茨城県で、父の代から40年以上つづく、メロン農家の箕輪さん。
箕輪:昔は、タバコ作ったりとか、葉タバコ、まああと、サツマイモ、
今もあるけど、あのままじゃとてもやっていけなかったなあ。
メロンのおかげで今があると思う。
ナレーター:今や茨城県は、日本一のメロンの産地になっている。
ここで疑問。なぜ茨城県が日本一?
ちゃん答えててれるサイトがありました。
※摂理ナビ 何故、茨城はメロン生産量日本一?(2016年5月)
引用します。
茨城県のメロンの歴史は浅いです。
50年前に、北海道のJAの職員が茨城県に来ました。
北海道では大正時代から夕張メロンが作られるなど、
歴史は既にありました。
その北海道JA職員の方は茨城県の水はけの良い土地・温度差をみて、
「メロン栽培に向いている!」とおススメし、
茨城県でメロン栽培が始まったそうです。
作ったところ、それが大ヒット。
今では全国一位の生産量になりました。
(参考:フジテレビ みんなのふるさと)
フジテレビの番組は、上記サイトに行くと見ることができます。
その動画の写真を載せます。
↑茨城県で作られているメロンの種類。
「アンデスメロン」がちゃんとありましたよ。
メロンの網目はどうしてできる。
この番組では次のように説明していました。
網目は最初からできているわけではないそうです。
メロンの実は大きくなる時に、表面が縦や横にひび割れし、
そのひびを植物自体が治療しようと分泌液が出て、
それが固まることで網目ができるわけです。
網目がない状態から、およそ30日間で網目ができます。
グーグルアースで鉾田市に行ってみたくなりました。
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