6年前の「世界ふしぎ発見」4/遠洋航海を可能にする知識
今日は5月5日。
前投稿に引き続き、
2012年6月23日放映の「世界ふしぎ発見!南太平洋クック諸島
ラストフロンティア 海の冒険者たち」のことを書いていきます。
遠洋航海に乗りだす知識とは?
1992年に古代と同じ技術を使って
巨大カヌーで、クック諸島からハワイまでの
4500kmの遠洋航海に成功した元船長の
パウヤ・ピラケさんの話から聞き書きスタート。
パウヤ・ピラケ:古代の人たちは、島での生活で
培われた風や天気を予測する力が我々よりも、
ずっと優れていたのだと思います。
自然はたくさんの情報を与えてくれます。
例えば、グンカンドリは、65kmほどしか飛べません。
しかも、海の上には下りられません。
だから、グンカンドリを見つけたら、陸地がだいたい
65km以内にあることがわかります。
さらに、島が近ければ食べ物を食べたばかりで、
体が重く、低く飛んでいます。
逆に高く飛んでいれば、お腹の中が空っぽなので、
遠くまで飛んできてて、島に帰る途中であることがわかるのです。
見渡す限りの水平線の上で、羅針盤もないのに、
目指す方向に進んで行けたのか?
それは星でした。
星を使って正確な方角をつかめました。
その星に関するクエスチョン。
少女が乗るには、あまり似つかわしくない生き物でした。
なんだと思いますか?
この生き物に乗った少女の絵が、クック諸島のお札に使われています。
正解は「サメ」です。
次の投稿では、ポリネシア人がなぜ体格がいいのか、
なぜ少人数でもラグビーが強いのかに迫ります。
つづく。
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