20180304報告 村上先生が訴えられた!
今日は3月11日。
3月4日に参加したキミヤーズ塾のことを
忘れないうちに書き留めておきます。
今回のキミヤーズのパンフレットです。
以前、この記事で載せました。
※ここでも道草 20171216報告(2017年12月17日投稿)
「キミヤーズを訴えてやる!」というタイトル。
?と思いましたが、3月4日のキミヤーズ塾の
バーレスク(風刺劇)を見て、このタイトルを掲げた理由がわかりました。
村上公也先生をはじめとするキミヤーズのメンバーがやっている
特別支援教育の指導のやり方が本当にいいかどうか、
あらためて考える回だったと思いました。
バーレスクは村上先生が被告人となり、
村上先生がやられてきたことが検察官から
訴えられます。
起訴状から一部引用します。
公訴事実
被告人は、平成29年9月31日ごろ、全国各地の研修会場や自宅などにおいて、
ウンチ棒などを振りかざし、「平仮名より漢字を先に勉強しろ」、
「算数では数えさせてはいけない」と提起し、本当は実在しないのに
「近畿地方に8つ目の県があった」と嘘をついてS君を涙ぐませたり、
丁寧に挨拶している教え子に「挨拶するな」と命令したり、
特別支援学校にてハイと返事をするように教えられたK君に
「ウンと言え」と押し付けるなどし、困窮させた。
もって正当な教育を愚弄し、教育の品位を貶(おとし)めたものである。
罪名及び罰条
教育愚弄(ぐろう)及び品位貶斥(へんせき) 刑法第2018条 3項前段
冒頭陳述(検察官)
第1 被告人の身上経歴
被告人は長く支援学級を担任してきましたが、
元々美術家出身で画家でもあり、一般常識に欠ける点が多々あり、
周りからは変わり者と呼ばれ、常に権威に反発し、
反骨精神が旺盛な性格でした。
若い時から、西瓜の被り物や怪獣の着ぐるみを着て授業を行うという
暴挙を挙げれば限りありません。
現在でも苺の被り物をしてバンド活動をしているほどです。
これは多くの真面目な教師の権威を貶めることに他なりません。
第2 本件犯行に至る経緯と犯行状況
被告人の自宅で教え子のS君が、ノートに近畿地方の府県名を
丁寧に書いてきたのを見て、褒めるどころか
「実は、近畿地方には、小さくて端のほうにあったから、
誰も気が付かなかったけどな、もう一つ県があったんや。知ってるか?」
と嘘を教え、生真面目なS君を涙ぐませました。
また教育においてもユニバーサルデザインが叫ばれる現在、
支援学校の先生が「ウン」と返事していたK君に
ハイと言えるように熱心に指導し、
やっと「ハイ」と返事できるようになったのに、
「何でハイと言うねん。気持ち悪い。ウンと言え」と言い放ちました。
それ以来、K君は返事をする時、考え込んでしまうようになりました。
もって、公訴事実記載の犯行に及んだものである。
その他、姿勢が悪くても、机の上に足を載せてても注意しない指導、
黒袋に積み木を入れて、見ないのにいくつあるか聞く指導、
偽の漢字熟語をでっちあげる指導、
ローテーションカードなる、不公平なゲームで子どもたちを欺く指導、
ウンチ文字など、ありもしない文字を読ませるなど児童生徒を混乱させる指導
などが、訴えられました。
今まで村上先生やキミヤーズが行ってきた実践です。
今回の塾参加者は、これらの実践をどう考えるかを問われました。
これらの訴えに対する村上先生の「最終陳述」が迫力ありました。
それは次の投稿で。
※「刑法2018条 3項前段」についても、
本当にあるの?と調べました。わかりませんでした。
「2018年3月」からきっとできたのでしょうね。
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