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2017年12月26日 (火)

また北見先生の実習・講座に参加したくなりました

  

今日は12月26日。

  

学期末に特別支援学級の子どもたちが集まって

クリスマス会を行いました。

転校してしまう子がいて、その子にいい思い出をプレゼントしようと

気合を入れてレクリエーションを考えました。

  

その時に役立ったのが、2年前の9月の北見靖直さんの実習・講座です。

当時のブログを読み直しました。

ここでも道草 高遠での研修 その2/北見先生登場 ①導入のゲーム(2015年9月8日投稿)

ここでも道草 高遠での研修 その3/②展開・③つながりのゲーム(2015年9月12日投稿)

こうやって記録しておいてよかったと、

読み直してそう思いました。

記事の中にあった本「体験の風をおこす1 改訂版 体験活動の企画と展開

(田中壮一郎編著/悠光堂)も探してきて読みました。

  

  

  

あらためて思ったこと。

ただレクリエーションは楽しければいいのではない。

次の流れは重視。

  

①導入

指導者が参加者をつかみ、参加者を少しずつのせていく。

わかりやすいシンプルなゲーム。

  

②展開

大胆に集団全体が動き、交わるゲームを展開する。

集団展開型ゲーム。

  

③つながり

つながりを再認識する場。

グループごとに課題解決型ゲーム。

エンディングでは全グループが一つになって課題解決型ゲームを行う。

 

そしてあらためて「電信ゲーム」の良さを認識しました。

転校生は、皮膚の病気を抱えていました。

両手はただれていました。

その手を平気で握ってくれる両サイドの男の子たち。

偉いなあ、君たち。

  

「電信ゲーム」のやり方については、

上記の9月12日の記事を参照してください。

 

  

最後に本「体験の風をおこす1 改訂版 体験活動の企画と展開」から、

北見先生の文章を引用します。

この本がなくなっても(なくしたくない!)、

この文章はここで読めるように。

  

指導者はいつも「つながり」を大切に

レクリエーションでぜひ、留意しておきたいことがあります。

それは指導者がいつも何を念頭にレクリエーションを指導するのか、

という点です。

難しい言葉で言えば指導理念です。

このポイントを明確にしておかないとレクリエーションの持つ力を

発揮することはできません。

レクリエーションの語源は「Re-creation=再創造」です。

それでは何を再創造するのでしょうか。

これは筆者の解釈ですが「つながり」の再創造です。

人は人との「つながり」を取り戻す時に身体も意識もリラックスでき、

そして何よりもモチベーションを上げることができます。

難しいことではありません。まずは隣の人と、次は同じグループ、

そしてその場にいるチーム全員とつながる時、

そこに大きなエネルギーが生み出されます。

レクリエーションを指導する際には、

ぜひ「ゲーム」のための「ゲーム」ではなく、

「つながり」を取り戻すことを意識していただければ、

プログラム全体に大きなインパクトを与えることが可能です。

(131~132p)

 

いかん!

書き写した後に、この文章はすでに上記の9月8日の記事に

引用していたことに気づきました。

まあ、それだけ共感できる文章なのでしょう。

ということで、このままにしておきます。

   

  

 

2月中旬に、同じ中学校の校区にある4小学校の

特別支援学級の子どもたちが集まる会が行われます。

今日はその内容を検討する打ち合わせ会が予定されています。

めったに合わない子どもたちの集まりですが、

集まってよかったと思えるようなレクリエーションをしたいです。

その時には北見先生の思想・手法を取り入れたいです。

そう思って、今朝はいろいろ読み直しました。 

  

  

もう一度、北見先生の実習・講座に出たくなりました。

  

  

本の写真を載せておきます。

今回書棚から本を探すにあたって、どんな本だったかイメージが

すぐに湧きませんでした。探すのに苦労しました。

こうやって写真を載せておけば、次は楽になるでしょう。

Epson793  

↓ここでも入手可能↓。表紙が違いますが?

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