また北見先生の実習・講座に参加したくなりました
今日は12月26日。
学期末に特別支援学級の子どもたちが集まって
クリスマス会を行いました。
転校してしまう子がいて、その子にいい思い出をプレゼントしようと
気合を入れてレクリエーションを考えました。
その時に役立ったのが、2年前の9月の北見靖直さんの実習・講座です。
当時のブログを読み直しました。
ここでも道草 高遠での研修 その2/北見先生登場 ①導入のゲーム(2015年9月8日投稿)
ここでも道草 高遠での研修 その3/②展開・③つながりのゲーム(2015年9月12日投稿)
こうやって記録しておいてよかったと、
読み直してそう思いました。
記事の中にあった本「体験の風をおこす1 改訂版 体験活動の企画と展開」
(田中壮一郎編著/悠光堂)も探してきて読みました。
あらためて思ったこと。
ただレクリエーションは楽しければいいのではない。
次の流れは重視。
①導入
指導者が参加者をつかみ、参加者を少しずつのせていく。
わかりやすいシンプルなゲーム。
②展開
大胆に集団全体が動き、交わるゲームを展開する。
集団展開型ゲーム。
③つながり
つながりを再認識する場。
グループごとに課題解決型ゲーム。
エンディングでは全グループが一つになって課題解決型ゲームを行う。
そしてあらためて「電信ゲーム」の良さを認識しました。
転校生は、皮膚の病気を抱えていました。
両手はただれていました。
その手を平気で握ってくれる両サイドの男の子たち。
偉いなあ、君たち。
「電信ゲーム」のやり方については、
上記の9月12日の記事を参照してください。
最後に本「体験の風をおこす1 改訂版 体験活動の企画と展開」から、
北見先生の文章を引用します。
この本がなくなっても(なくしたくない!)、
この文章はここで読めるように。
指導者はいつも「つながり」を大切に
レクリエーションでぜひ、留意しておきたいことがあります。
それは指導者がいつも何を念頭にレクリエーションを指導するのか、
という点です。
難しい言葉で言えば指導理念です。
このポイントを明確にしておかないとレクリエーションの持つ力を
発揮することはできません。
レクリエーションの語源は「Re-creation=再創造」です。
それでは何を再創造するのでしょうか。
これは筆者の解釈ですが「つながり」の再創造です。
人は人との「つながり」を取り戻す時に身体も意識もリラックスでき、
そして何よりもモチベーションを上げることができます。
難しいことではありません。まずは隣の人と、次は同じグループ、
そしてその場にいるチーム全員とつながる時、
そこに大きなエネルギーが生み出されます。
レクリエーションを指導する際には、
ぜひ「ゲーム」のための「ゲーム」ではなく、
「つながり」を取り戻すことを意識していただければ、
プログラム全体に大きなインパクトを与えることが可能です。
(131~132p)
いかん!
書き写した後に、この文章はすでに上記の9月8日の記事に
引用していたことに気づきました。
まあ、それだけ共感できる文章なのでしょう。
ということで、このままにしておきます。
2月中旬に、同じ中学校の校区にある4小学校の
特別支援学級の子どもたちが集まる会が行われます。
今日はその内容を検討する打ち合わせ会が予定されています。
めったに合わない子どもたちの集まりですが、
集まってよかったと思えるようなレクリエーションをしたいです。
その時には北見先生の思想・手法を取り入れたいです。
そう思って、今朝はいろいろ読み直しました。
もう一度、北見先生の実習・講座に出たくなりました。
本の写真を載せておきます。
今回書棚から本を探すにあたって、どんな本だったかイメージが
すぐに湧きませんでした。探すのに苦労しました。
こうやって写真を載せておけば、次は楽になるでしょう。
↓ここでも入手可能↓。表紙が違いますが?
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