二川宿本陣資料館/「末広五十三次 二川」(歌川貞秀 作)
今日は11月15日。
11月11日。
豊橋市にある二川宿本陣資料館に行ってきました。
そこで買ってきたクリアファイルです。
中に入れてある紙を抜くと、下のようになります。
背景が合わさって作品になるという仕組みです。
面白いことを考えます。
でもこれって、「竹林の不二」に通じる発想だなと思います。
※参考:ここでも道草 「北斎インパクト」/「竹林の不二」の何がインパクトなのか(2017年11月12日投稿)
手前にあるものを描き、その向こう側に背景を描くことで、
遠近感を出そうとしているように思えます。
ただこの絵は遠近法が取り入れられていて、
十分遠近感は出ています。
さて、次のは私の版画作品。
これは二川宿本陣資料館の体験コーナーで作った版画(浮世絵)。
浮世絵の刷り疑似体験コーナーの写真。
最初に黒を刷ります。「黒色刷り」
できたのはこれ↓
次は「赤色刷り」
先に「黒色刷り」でできあがった画面に、
「赤色刷り」のデザインをかぶせました。
出来上がったのはこれ↓
次の「緑色刷り」
出来上がったのがこれ↓
ラストが「青色刷り」
いよいよ完成↓
浮世絵はこうやって作るのでしょうか?
今回の疑似体験コーナーの版木は
ゴム製のものでした。
4色だったので4枚でした。
本当の浮世絵も、
色ごとにそれぞれ版木がある?
それってすごいことではないでしょうか。
あれだけの細かい絵を、
ずれなく彫って、再現するのは
難しいことだと思います。
色ごとにそれぞれに版木があるのが
信じられません。
本物の浮世絵の版木を見たいと思いました。
ちなみにこの作品は「末広五十三次 二川」(歌川貞秀 作)
https://ja.ukiyo-e.org/image/waseda/012-1526
ここにも「末広五十三次」の絵があります↓
手塚です・先日のサークルで、ファイルや版画の体験グッズは見ましたが、実際に体験もしたんですね。その作品も見たくなりました。
投稿: まつちゃん | 2017年11月21日 (火) 18:59
二川宿本陣資料館で刷りの体験もできますが、
今回資料館で借りた体験グッズで
じっくり刷りをやってみました。
その作品は近日中にブログにアップします。
見てください。
投稿: いっぱい道草 | 2017年11月21日 (火) 23:07