「さっさとこいつを完成させて、おいしい酒飲みに行くぞ」
今日は11月11日。
11月5日放映のドラマ「陸王 ③」より。
こんな場面がありました。
飯山晴之(寺尾聰)と宮沢大地(山崎賢人)との会話。
(それまでの前提話は省略)
飯山「お前、酒飲んできたろう」
宮沢「すいません。でも、すっかり醒めているんで」
飯山「うまくなかったろう。」
「何かから逃げ出して飲む酒は、まずいんだよ」
飯山「俺も長いことそうだったからなあ」
飯山「さっさっとこいつを完成させて、うまい酒飲み行くぞ」
「とりあえずは、これで我慢だ」
宮沢「はい」
このシーンがよかったですね。
前提の話を知っているともっと良さが伝わるでしょうね。
「酒」と言っても私の場合はビールですが、
頑張った後のビールはどうしてあんなにおいしいのでしょう。
写真家の石川文洋さんの本(何であったか忘れました)を読んだ時に、
ビールを飲んだ後に「俺はこれ(ビール)のために頑張っている」
みたいなことが書いてあったのがとても印象に残りました。
その時に、私もそうだと思ったのです。
おいしいビールを飲むために頑張る。
ビールの何がそう思わせるのか?
ビールのおいしさ。のど越しの良さ。
飲んだ後の酔い。
酔うということは、普通ならその後は頑張らないということ。
頑張りを終えて頑張らなくてもいい状況であることを、
ビールが示唆してくれているのか?
「やり遂げた」感を醸し出してくれるのがビールなのでしょう。
今日も朝から動いて、まあまあおいしいビールが飲めました。
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