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2017年3月12日 (日)

7歳が突出している「年齢別の歩行中の事故死傷者数」

 

今日は3月12日。

   

昨日はサークルがありました。

その時の収穫。

  

ある学校の学校通信の一部です。

これが見られたのが収穫の一つ。

Epson734  

「年齢別の歩行中の事故死傷者数」のグラフには驚きです。

7歳の死傷者数の突出は目立ちます。

  

出典元の「交通事故総合分析サンター」について調べました。

交通事故総合分析センター

↑このサイトで調べました。

  

Photo  

英語の名称から「ITARUDA」という略称があるようです。

平成4年(1992年)3月設立。

設立の目的は、上記サイトの「イタルダの設立目的」には

次のように書いてありました。

  

交通事故と人間、道路交通環境及び車両に関する

総合的な調査研究を通じて、交通事故の防止と

交通事故による被害の軽減を図ることにより、

安全、円滑かつ秩序ある交通社会の実現に寄与し、

もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。

  

さらに理事長からのご挨拶には設立理由がわかりやすく

書かれていました。こちらも一部転載します。

  

当センターが設立された平成当初のころは、

交通事故が増勢に転じて交通事故死者数が毎年1万人を超え、

「第2次交通戦争」ともいわれるような極めて深刻な交通情勢にあり、

真に効果的な交通安全対策を推進するためには、

交通事故を的確かつ徹底的に解明した上で、

より効果的な施策を推進していくことが不可欠でありました。

交通事故は、「人」「道路」及び「車」の三要素を中心に、

様々な要素が複合的に作用して発生すると言われていますが、

当時は交通事故事例の総合的な調査分析もなされておらず、

各種交通統計も各行政機関によって各々保有されており、

その有機的な結合がなされておりませんでした。  

当センターはこのような情勢の下、

言わば「時代の要請」によって誕生しました。

  

今回、学校通信に載せられたグラフは、

イタルダの発行している分析レポート

「イタルダインフォメーション」№116に掲載されたものでした。

ぜひこのレポートを見てください。

一見の価値ありです。

イタルダインフォメーション一覧

↑ここを開いて、№116を見てください。

  

№116で掲載されたグラフをいくつか転載します。

(出典元を明示すれば転載OKなので載せます)

  

Photo_2

↑読売新聞に掲載されたグラフです。

さらに平成23~27年の結果を重ねたグラフです↓

Photo_3 7歳の死傷者数の突出は、平成27年だけではないことがわかります。

  

人口10万人当たりの死傷者数で見たグラフです↓

Photo_4  

7歳の人口が多いわけではないのです。

やはり7歳のおかれた状況に死傷者数突出の理由があるのです。

サークルで、最初のグラフで69歳付近にある谷間はなぜ?

という声がありました。

「日本の総人口年齢構成」のグラフを見ると、

その谷間が年齢構成によって生じている可能性あるようです。

やはり戦争の影響があるのでしょう。

  

「イタルダインフォメーション」のまとめです↓

Photo_5

Photo_6  

学校通信を持ってきてくれた先生は、

新入児説明会の時にこの資料を使ったそうです。

ピッタシのタイミングだと思いました。

機会があれば使っていきたい資料です。

7歳の突出を減らしていきましょう。  

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