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2016年12月11日 (日)

5回目の「ピカドンたけやぶ」を見る

 

今日は12月11日。

  

昨日は豊川親子合唱団たけのこ20周年コンサート

子どもの幸せと平和を願う音楽会」に行ってきました。

第一部 「のこのこステージ」

第二部 合唱劇「ピカドンたけやぶ」

でした。

注目はもちろん合唱劇「ピカドンたけやぶ」でした。

原作 はらみちお

脚本 小田 健也

作曲 藤村記一郎

  

合唱団たけのこが「ピカドンたけやぶ」を初めて演じたのは、

1995年9月のことでした。

その時には、何とビデオカメラを会場に持ち込んで

堂々と録画していました。

今思うと赤面してしまう行動です。

でもその時に強い印象が残っていました。

素晴らしい劇だと思いました。

それから16年経った2011年。

現任校で6年の主任の時に、あの劇を自分の手で作りたいと思い、

学芸会で「ピカドンたけやぶ」をやりました。

その時に、2005年のたけのこ10周年記念コンサートで行った

「ピカドンたけやぶ」のDVDをフル活用しました。

さらには、同じ県内の6年生が学芸会で平成6年(1994年)に

演じたものも見て刺激を受けました。

つまり、私は1994年・1995年・2005年・2011年と

4回「ピカドンたけやぶ」を見てきました。(生は2回)

そしてまた昨晩「ピカドンたけやぶ」に出会いました。

  

曲が流れ、歌が始まると、どんどん思い出されます。

やはり合唱劇はいいなあ。

心に染みてきます。

いやいや今まで染みていたものが、新たな曲や歌に触れて、

再び体の中からにじみ出てきたように思えました。

自分の中には、「ピカドンたけやぶ」の曲や歌は、

思ったよりたくさん染み込んでいたことに気がつかされました。

懐かしくもありました。どの場面も、よかったけど、

かずゆき君に、たけやぶが

「死んじゃダメ 死んじゃダメ がんばって がんばって」と

強く言いながら迫るシーンは特に感動。

ここが山場だよなと思いました。

  

どっぷり「ピカドンたけやぶ」の中に巻き込まれていました。

  

またいつか、自分の手で作り出したい合唱劇です。

もうそんな機会はないかな。

1995年は全てビデオカメラで撮影しました。

今年はもちろんそんなことをしません。

幕が下りて、再び上がった時のフィナーレの写真を

一枚だけ撮りました。

Rimg1777a

感動をありがとうございました。

  

※配布されたパンフレットの表紙です↓

Epson732  

このパンフレットの中にあった藤村氏の文章は

合唱劇「ピカドンたけやぶ」の誕生に関することが書いてありました。

貴重な話なので、ここに転載し記録します。

Epson733

はらみちをさんの、自筆のコメントと絵が掲載されていましたが、

その転載はやめました。

はらさんは昭和3年生まれ。88歳になられたのかな。

  

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