83人が転校して先生が1人になってしまった学校の話
今日は2月3日。
節分ですね。
占いの世界では一区切りです。
明日からは別の運勢が始まります。
どんな1年間になるかな。
「みんなのおばけ小学校」(市川宣子・作/石井聖岳・絵/佼成出版社)
を読みました。
入学式の記念写真に5人の幽霊が写ったことで、
83人が転校して、残った児童は5人。
「児童が5人しかいない学校には、先生はひとりでじゅうぶん。
桜小の先生は、かほる先生、あなたひとりになります」
と役場の鈴木さんに言われてしまった花野かほる校長先生。
こんなむちゃくちゃな出来事で始まる物語です。
作者にも絵描きにも興味があった本です。
市川宣子さんは、ほぼ同年代。
今回で2作目の本ですが、しばらく読み続けたい作家です。
石井聖岳さんについては、以前書きました。
※ここでも道草 「四角いクラゲの子」の絵を描いている人(2015年5月28日投稿)
※ここでも道草 Y先生の講演のキーワードは「劣等感」(2015年8月30日投稿)
「おこだでませんように」の絵はよかったなあ。
石井さんの作品もこれから追いかけていきたい。
追いかけたいと言えば、二見正直さん。
2014年の「あなのはなし」の次の話が早く読みたいです。
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