「完全版 明治神宮 不思議な森」6.50年早く理想の森に
今日は1月10日。
前投稿の続き。
1月2日放映の「完全版 明治神宮 不思議な森」からです。
1時間17分経過の辺りからの聞き書きです。
ナレーター:
調査を初めて2年。ついに毎木調査の結果が出ました。
100年間の森の変化が、初めてわかります。
今回計測した直径10cm以上の樹木を地図上に再現します。
赤が針葉樹、濃い緑が常緑広葉樹です。
100年前は半分あった針葉樹が、1割程度に激減。
代わって常緑広葉樹が3分の2を占めるようになりました。
樹木の数はおよそ半分に減少。
しかし、直径1メートルを越す常緑広葉樹の大木が、
250本近くも見つかりました。
木々の競争が起き、強いものが生き残ったのです。
(中略)
3人の天才の計画通りに進んだと思われる大実験。
(中略)
始めてから100年。
早くも理想としている森に到達していました。
何と、3人の天才の予想(150年)よりも50年早く、
目的の森になっていたのです。
しかし、これ以後はどうか。
都市部のヒートアイランド現象の影響もあって、
森の乾燥化が進み、小さな生物の数が減ってきているのだそうです。
今まではうまくいきましたが、この後どうなるか。
関心が高まります。
それでは100年前と現在の明治神宮の森の比較写真を並べます。
100年の変化の大きさに驚かされます。
昨日はサークルに参加。
この番組を見た先生が「授業で使いたい」と言っていました。
同感です。どのように使うかはこれからまた考えますが、
とにかく子どもたちに見せたくなる番組でした。
今回は生物とか紹介しませんでしたが、
番組中にはたっぷりいろいろな生き物が出てきます。
それがまた面白い。いい番組に出会いました。
以上で番組紹介終了。
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