ドラマ「下町ロケット 第6話」のラストシーン聞き書き
今日は11月28日。
テレビに聞き書きは基本的にやりたいこと。
テレビを見ただけでは消えて行ってしまうことを記録しておきたいという
欲求はあります。
この土日も実行したい。
11月22日放映のドラマ「下町ロケット 第6話」のクライマックスシーン。
このシーンの登場人物は以下の6名。
佃航平・・・阿部寛
山崎光彦・・・安田顕
唐木田篤・・・谷田歩
桜田章・・・石倉三郎
真野賢作・・・山崎育三郎
一村隼人・・・今田耕司
さあ始めよう。
福井の工場に見に来た佃製作所の3人に、
新型人工弁を作るきっかけを桜田が話しました。
人工弁の不備のために娘を失ったのは、
家庭を顧みまなかった自分の責任であること、
今から娘の笑顔は得られないが、
娘のような子どもや患者を救える新型人工弁を開発することが、
唯一の贖罪(しょくざい)であると桜田は語りました。
どうかお願いしますと頭を下げるGAUDIチーム(桜田・真野・一村)。
佃:どう思う?
唐木田:仕事っていうのはいろいろですね。
桜田さんとうちとでは、仕事をする理由が全く違う。
人の数だけ仕事をする意味があるんですかね。
佃:そうかもしれんな。
でも根底は同じじゃないのかな。
佃:桜田さん。
桜田:はい。
佃:日本が本格的なロケットを手がけるようになってから、
55年が経ちます。
今、私たちは純国産のロケットに成功し、
やっと世界と肩を並べられるまでになってきました。
ですが、そうなるに至った最初のきっかけは、
1959年に起きた伊勢湾台風だと言われています。
死者行方不明5000人以上、未曽有の大災害でした。
そういう被害を2度と出さないために
気象衛星の打ち上げが急務となり、
ロケット開発は今日(こんにち)に至るまでの
進歩を遂げてきました。
私にはどう逆立ちしたって
桜田さんの悲しみはわかるもんじゃない。
ですが、娘さんのことがあったからこそ、変わる未来もある。
私はそう思います。
そういう悲しみや後悔をプラスに変える力が技術にはあるんだ。
新型人工弁の開発は、
今、あなたにとって贖罪かもしれない。
ですが、それがいつか「夢」だと言える日が来てほしい。
私は技術者として全力でそれをサポートしたい。
真野:社長、それじゃあ。
佃:唐木田、やってみないか。
唐木田:(機械にかかる看板をさして)それは?
真野:「GAUDI」
私たちが開発している人工弁のコードネームです。
この計画は「GAUDI計画」と呼んでいます。
唐木田:「GAUDI」かあ。いい名前だな。
やりましょう、社長。
私にも小さな娘がいます。
今ここでやらなかったら、私は父親としてあの子に何も言えない。
「GAUDI」
私にとっての「ロケット」、見つけました。
山崎:唐木田!
一村:佃さん。決して楽な道のりではないと思います。
ですが、私たちは絶対にあきらめません。
どうかよろしくお願いします。
桜田:お願いします。
真野:お願いします。
佃:どんな難問にも必ず答えがある。
挑戦し続ける限り、必ずその答えを見つけ出せる。
今、この瞬間から、
佃製作所は全力で「GAUDI計画」に挑戦します!
印象に残る言葉がありました。
「娘さんのことがあったからこそ、変わる未来もある。」
「悲しみや後悔をプラスに変える力が技術にはあるんだ。」
「どんな難問にも必ず答えがある。
挑戦し続ける限り、必ずその答えを見つけ出せる。」
これらの言葉は忘れたくない言葉です。
最後の言葉は以前も言っていました。
※ここでも道草 ドラマ「下町ロケット」第3話から・・・・「義務」の上に「挑戦」(2015年11月9日投稿)
スケールが小さいけど、今私が挑戦している「にじうお」の
銀のうろこの輝きづくりの励みになります。
※参考:ここでも道草 「きらきらかがやく銀のうろこ」をどうやって影絵で表現するか(2015年11月1日投稿)
答が見えてきました。
テレビの映像で生活に活きるものはたくさんあります。
やっぱりこれからも書き残していきたいです。
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