« 2015年7月29日 | メイン | 2015年7月31日 »

2015年7月30日

2015年7月30日 (木)

通算4400本目の投稿・・・・7月29日/iPadを持って研修に参加その4

  

今日は7月30日。

   

前投稿に引き続いて、29日の第2回iTab塾の報告をします。

  

講師の先生は、こう言われました。

「ATソムリエになろう!」

ATとは、Assistive Technologyの略で支援技術のこと。

障害のある人の生活を支えるために利用される技術のことであって、

タブレット端末もその一つです。

「ATソムリエ」とは、ATに精通していて、

子どもに接したときに、この子にはどのATがいいか判断して

提供できる人ということです。

タブレット端末があるから使おうというわけではなくて、

その子がタブレット端末を必要としているかどうかが大事です。

必要な場所で、タブレット端末を有効に使うことができるように教師は

判断できなくてはならないのです。

タブレット端末でないとできないことはたくさんあるとも言われました。

  

  

「障害者の権利に関する条約」について次のような過程を紹介してくれました。

 

平成18年12月13日 ニューヨークの国連総会で採択

平成19年9月28日  ニューヨークで日本は署名

平成26年1月20日に批准し、140番目(EUを含めると141番目)の

締結国(批准国)となった。

  

「障害者の権利に関する条約」については、

外務省のパンフレットから説明を抜き出してきます。

外務省 障害者の権利に関する条約(略称:障害者権利条約)

Photo  

この条約の24条に、これからの重要になるであろう2つの言葉が

含まれていました。

 

第24条教育

障害のある人が成人教育や生涯学習も含めて、

インクルージョン教育制度の下に良質な教育を受けられる

公平な機会を与えられること。

個人に必要とされる合理的配慮が提供されること。

さらに障害のある人も教員に採用し、

点字や手話の学習やそれらの利用できる機会を確保する。

  

「インクルージョン教育」=初等教育や中等教育段階において、

障害を持った子供が大半の時間を通常学級で教育する実践。

インクルーシブ教育とも。※引用:Wikipedia

「合理的配慮」=パンフのコピーを載せます

Tt

「インクルージョン教育」(「インクルーシブ教育」)、「合理的配慮」が

使われ始めたのは、この条約からなのでしょう。

  

平成18年の採択から、批准まで時間がかかったのは、

この条約を実現するための国内の法整備を進めていたからです。

次のような法整備が行われました。

Ttt  

この中で特に注目は「障害者差別解消法」でしょう。

1ヶ月前の研修で初めて知りました。

ここでも道草 平成28年度から施行される「障害者差別解消法」(2014年7月31日投稿)

(つづく)

7月29日/iPadを持って研修に参加その3

 

今日は7月30日。

  

前投稿に引き続いて、29日の第2回iTab塾の報告をします。

  

みあい特別支援学校では、子どもたちにiPadに加えて、

ケース、iTunesカード、保護フィルムを購入して、

子ども一人あたり5万円をかけています。

この5万円はどこから?

特別支援就学奨励費というお金なのだそうです。

平成26年度の場合は、

奨励費手続きマニュアルに次のように書いてあるそうです。

  

特別支援学校高等部第1学年の生徒が、

学用品として通常使用するICT機器の購入費について、

学用品・通学用品購入費の加算分として支給するものとする。

  

このICT機器がタブレット端末でもいいというわけです。

「加算分」とあるように、今までもらっていた奨励費プラス5万円となります。

平成26年度からスタートした制度で、

本年度は対象学年を1・2年生に広げたそうです。

特別支援学校のICT機器の充実が加速する制度だと思いました。

障害のある児童の教育にはICT機器は役に立つという証でしょう。

それまでに証明してきた先駆者がいたと想像します。

  

平成26年度に、この制度にiPadを購入した保護者の文章を読みました。

キートン・コムBlog 就学奨励費を使ってICT機器(iPad)を実際に購入してみたお話(2014年4月22日)

ここを読んでも勉強になりますよ。

制度のあらましのまとめた部分を引用します。

  

前提として、うちの長男は東京都立の特別支援学校に通っています。

東京都に限定された制度ではありませんが、

他の自治体では取り組みが若干異なる場合がありますので、

その点は予めご注意ください。

1.対象となる生徒は、特別支援学校の高等部(本科)の

   1・2年生のみ(平成27年度の場合)

2.ICT機器は学校の授業における「教材」としての利用が前提となる

3.ICT機器の購入における就学奨励費は、

  世帯収入による段階(支弁区分)に関係なく一律5万円

4.この5万円は、学用品や通学費など従来までの就学奨励費に加算される。

  つまり従来3万円の支給を受けていた家庭の場合は、

  3+5=8万円が上限となる。

5.この上限を超える場合は保護者の実費負担

6.支給対象となるものは、ICT機器本体(タブレット端末等)、

  周辺機器(電源ケーブル、イヤホン、保護カバー等)、

  アプリの購入費(ただし授業での利用を前提としたもの)、

  故障の際の修理費等

7.通信費は支給対象とならない

8.申請の際は領収書等の証明書が必要となる(学用品と同様)

この中で一番注意しないといけない点は、

2番の「授業での利用が前提となる」の部分ですね。

「自宅学習の為にiPadを購入したい!」とか

「タダで買えるなら、試しに使ってみたい!」と言っても

「それは支給対象とは認められません」となるわけです。

もっと言うと、予め担任の先生と相談して「個別支援計画」の中に

ICT機器の利用を明記してもらう必要がある、ということです。

  

最後にこのような制度のベースになっていると思われる

文部科学省の文章を紹介します↓

上記の「キートン・コムBlog」にリンクが提示してありました。

文部科学省 「特別支援教育における教育の情報化」

読み応えのある文章です。

今回の研修の報告ではうちませんが、いずれブログでまとめたいものです。

文部科学省だって?こんなに考えているのに、

現場の方が遅れているのではと思ってしまいます。

7月29日/iPadを持って研修に参加その2

  

今日は7月30日。

  

前投稿に続いて、29日の第2回iTab塾の報告をします。

  

「BYOD」という言葉を教えてもらいました。

Bring your own deviceの略です。

Wikipediaには次のように書いてありました。

Wikipedia BYOD

  

従業員が個人保有の携帯用機器を職場に持ち込み、

それを業務に使用することを示す。

日本語では、私的デバイスの活用、私有IT機器の業務利用、

自分の所有するデバイスを持ち込むなど、安定した訳語がなく、

元の英文の頭文字の略語であるBYODで表記される場合が多い。

  

現在地元市の多くの先生は、

タブレット端末はBYOD状態で授業が行われていると思います。

対語も教えてくれました。

「CYOD」です。

Choose Your Own Deviceの略です。

これについては、次のサイトの説明がわかりやすいです。

IT用語辞典 e-Words 「CYOD」

「BYOD」との関係も出てきて、勉強になる文章です。

ぜひ読んでみてください。

一部引用してみます。

  

CYODとは、企業などで従業員が業務に使用してもよい

携帯端末を何種類か選定し、

それぞれ自分が使いたい機種を選んで利用すること。

端末の購入や携帯回線の契約などは企業側で行うが、

あらかじめ承認された範囲内で従業員による私用を認める場合が多い。

(中略)

個人用携帯機器の活用による生産性や

従業員満足度の向上などの利点は残しつつ、

野放図に私用機器が持ち込まれシステム運用が混乱したり

セキュリティが疎かになる弊害を軽減した、

BYODと端末持ち込み禁止の「折衷案」とも言える利用モデルである。

  

これからの地元市は、この問題に直面することになると思います。

BYODによって問題が出始めているからです。(つづく)

7月29日/iPadを持って研修に参加その1

  

今日は7月30日。

  

昨日は第2回iTab塾がありました。

会場はみあい特別支援学校でした。

平成21年の開校の学校は、まだまだ新しく快適な校舎でした。

会場だった体育館も立派でした。

  

Rimg0004  

↑こんな感じで研修がありました。

  

ふとバスケのゴールに目が行きました。

Rimg0005  

あのバスケットボールの絵はアイデアです。

ゴール横からシュートする時に、絵の辺りにぶつけて入れます。

それが明確です。

言われなくても、ついそこをねらってシュートをうつことでしょう。

  

  

さて研修で勉強したことをここに書き留めておきます。

自分の血や肉になってほしいです。

  

研修を主催している「iTab研」とは?

「愛知タブレット研究会」を表しています。

前身(別名?)は「PP団」

これは「パナソニックプロジェクトなんちゃら・・・・」

からできた名前だったと思います。(正確ではありません)

平成23・24年度とみあい特別支援学校は

パナソニック教育財団助成を受けた研究を実施。

平成24・25年度は「魔法のプロジェクト」にも参加。

本年度もパナソニック教育財団助成を受けた研究を行っているそうです。

「魔法のプロジェクト」については、以前少しだけ触れました。

ここでも道草 「教師が無理してタブレット端末を使う必要はない」?(2014年10月18日投稿)

  

  

※参考魔法のプロジェクトHP

上記のHPに次のように書いてありました。

  

東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクグループは、

携帯電話・スマートフォン等の情報端末の活用が

障害を持つ子どもたちの生活や学習支援に役立つことを目指し

2009年6月から「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」をスタートしました。

携帯電話・スマートフォン等の情報端末の活用が

障害を持つ子どもたちの生活や学習支援に役立つことを目指し

2009年6月から「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」をスタートしました。

    

特別支援教育に情報端末を使おうという発想は、

とっくにスタートしていて、

特別支援学校の先生がiPadを使いこなす姿は、当然なのでしょう。(つづく)

最近の写真

  • Img_8837
  • Img_8834
  • Img_8833
  • Img_8832
  • Img_8831
  • Img_8827
  • Img_8823_3
  • Img_8822_3
  • Img_8625
  • Img_8622
  • Img_8621
  • Img_8616

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉