ペリリュー島に関するニュース2/両陛下の9日の動き
今日は4月11日。
4月9日、このブログへのヒット数が急増していました。
どうしたのかなと思って調べたら、
昨年夏に調べたペリリュー島の記事を読んでいる人が多かったです。
9日の天皇皇后両陛下ペリリュー島慰霊で、
「ペリリュー島」へ関心が高まっていることを、こんなところで感じました。
慰霊で訪れた4月9日。
2つのニュースを録画しました。
聞き書きをしてみます。まずは「ニュースウォッチ9」(NHK放映)より。
戦後70年の節目に、パラオを訪れていた天皇皇后両陛下は、
今日、激戦地のペリリュー島で慰霊碑に花を供えて、
戦没者の霊を慰められました。
両陛下は、予定された日程を全て終え、帰国の途につかれました。
戦後70年。激戦地のペリリュー島は、特別な朝を迎えました。
日本政府が建てた慰霊碑です。(※慰霊碑の全体が映る)
ペリリュー島の人たちが、大切に守ってきました。
(※地元の人が掃除している映像が映る)
天皇皇后両陛下は、ヘリコプターで島に到着されました。
慰霊碑の前には、元日本兵や戦没者の遺族などが集まりました。
午前11時前。日本から持参した白い菊の花を供えられました。
天皇陛下は、昨日、出発を前に、
「悲しい歴史があったことを、
わたくしどもは決して忘れてはならないと思います」
と述べられていました。
ペリリュー島で最後まで戦って生き残った永井敬司さん(93)です。
(※日本の自宅でテレビを見る永井さんが映る)
高齢のため、国内で慰霊の様子を見守りました。
(永井さん)「戦友のことを思うと、陛下が行かれたことは
大層ありがたいことだし、英霊も一区切りついたと思いますよ。」
向かいに見えるのは、およそ10km離れたアンガウル島です。
同じく日本軍がほぼ全滅した島に向かって、頭を下げられました。
両陛下は、この後、元日本兵や遺族らの前まで歩き、
言葉をかけられました。
胸元に、亡き父親の写真を掲げた人もいました。
(※ペリリュー島で父親が死亡した田中恭子さんの映像)
(田中さん)「はるばるお訪ねいただいて、この上なくうれしゅうございますと、
お答えしました。父には”よかったですね”と申し上げたい。」
両陛下は、近くにあるアメリカ軍の慰霊碑も訪ねられました。
お二人で整えた花輪が立てかけられますと、黙祷を捧げられました。
そして日本軍とアメリカ軍とが激しい戦闘を繰り広げた
オレンジビーチの付近まで歩いて、多くの人が犠牲になった砂浜に向かって、
一礼されました。
(※説明役を務めた菊池正雄さんの映像)
(菊池さん)「ここで激しい戦争があったんですよとお話をさせていただきました。
ここで亡くなられ多くの犠牲者、遺族の方は、
本当に喜んでいることと思います。」
この地で戦没者を追悼するのは、天皇陛下の長年の思いでした。
以上がニュース冒頭の部分の聞き書きです。
両陛下の9日の動きのあらましです。
このニュースで初めて知ったのが、「アンガウル島」のこと。
ニュースの後半で詳しく説明してくれました。
後の投稿で書きます。
田中恭子さんについては、新聞記事も引用して、これまた後の投稿で。
今回はここまで。
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