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2015年3月31日 (火)

浜松市の報告を中断して「ブラタモリ 京都 完全版」

  

今日は3月31日。

  

このブログ、そして「毎日タブレット」に春休みであることを利用して、

せっせと投稿してきました。

その春休みを大詰め。

  

浜松市の報告の続き。

なのですが、ちょっと話題が飛んで、3月27日に放映された

「ブラタモリ 京都 完全版」のことを書きます。

  

この番組を知ったのは、この時でした↓

ここでも道草 素晴らしい企画「琵琶湖疏水クルーズ!」(2015年3月8日投稿)

  

録画して見ました。

  

琵琶湖疏水のことは期待通り。

新しいネタを提供してもらいました。

もう一つ御土居(おどい)を初めて知りました。

  

琵琶湖疏水は、南禅寺~インクラインの散歩でした。

そのインクラインで、自分では見逃すものをタモリさんはちゃんと見ていました。

Rimg1178  

インクラインでタモリさんは「犬くぎ」に注目しました。

レールを枕木に固定するくぎのことを言うそうです。

まずそれを知りませんでした。

どうやらタモリさんの知らない形の犬くぎだったようです。

Rimg1183  

タモリさんが知っていた犬くぎがこれ↓

Rimg1181

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亀の形に似た犬くぎです。

  

タモリさんの見たことがな犬くぎの方が、犬の形でした↓

Rimg1179

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Rimg1184  

つまり、日本の場合、カメ型のアメリカ製犬くぎが多く、

イヌ型のイギリス製は少なかったようです。

イギリス製が「犬くぎ」の語源なのに、

そちらのほうが日本では普及していなかったのです。

ややこしい。

タモリさんが「アメリカ製を”犬くぎ”って言っちゃダメだよね」と

言っていました。確かに犬には似ていない。

  

インクラインには、2種の犬くぎがありました。次の機会に確認したい。

 

  

さらにさらに、タモリさんはレールに注目。

 

Rimg1186

Rimg1185  

レールに刻印が残っていました。

BARROW STEEL 6Mo 1887 272 ・・・・

 

イギリスのBARROW社 1887年製のレールを示していました。

明治20年だそうです。

1885年に着工して1890年に完成した琵琶湖疏水。

ちょうどその時に作られたレールでした。

 

Rimg1187 

どういうこと?

75ポンドレール?インクラインで初めて使った?

  

ここはよくわからなかったので調べました。

京都市上下水道局サイトにちゃんと説明がありました。

京都市上下水道局 所蔵品紹介 蹴上インクラインのレール

一部引用します。

インクラインにレールが敷かれた

明治22(1889)年当時の一般鉄道のレールは,

すべて60ポンドで, 75ポンドレールが採用されたのは,

14年後の明治36年のことです。

つまり,このレールは日本で最古の75ポンドレールであると考えられ,

産業遺産としての歴史的価値を持つと評価されています。

当館(=琵琶湖疏水記念館)地階の第二展示室では,

番組(=ブラタモリ)で紹介されたものと同型のインクラインのレール・犬釘をはじめ,

インクラインに関する資料を展示しています。

ぜひお立ち寄りください。

      

え、琵琶湖疎水記念館の地階って行ったけなあ。

行きそびれているかな。

やっぱり1回行ったぐらいじゃダメですね。

勉強していくと、見逃していることに気がついてまた行きたくなります。

(最近の浜松市も同様です)

  

長いけど、「ブラタモリ」のことを一気に書いてしまいます。

  

豊臣秀吉が造らせたという御土居(おどい)にビックリです。

京都の街を囲むように、このような大規模な御土居を造っていたのですね。

御土居の内側が洛中、外側が洛外だったそうです。

Rimg1192

Rimg1190  

こうやって特別に柵の中に入って、

御土居の上を歩けるなんてうらやましい。

Rimg1193  

京都駅に行ったら確認ですね。ああ忙しい。

  

  

Rimg1194  

↑これが御土居の上です。歩きたいなあ。

そう思っていたら、「京都市高低差崖会」のサイトで、

御土居ツアーの誘いがありました。

4月に3回予定されています。

Photo ↑京都市高低差崖会 ブラタモリ記念:4月・御土居ツアーを開催!

から転載

  

Rimg1195

Rimg1196  

「御土居餅」というのを食べるシーンがありました。

これまた食べてみたい。

「おどい」を「おいど」と言い間違えると、

とんでもないようです。

どうやら「おいど」とは「お尻」のことのようです。

語源由来辞典によると、愛知と近畿以西の方言にみられるそうです。

愛知もそうなの?

知らんかったよ。

 

  

以上で「ブラタモリ 京都 完全版」の印象に残ったことを書きました。

いい番組でした。

次の投稿で浜松市に戻ります。

  

  

 

  

御土居ツアー、参加できんもんかなあ。

  

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