温度計を3つ、教室に設置しました
今日は12月25日。
クリスマスです。
今月の生活のBGMの1曲に、ケツメイシの「聖なる夜に」があります。
子どもが来る前の教室で繰り返しかけて、仕事をしていました。
そのPVはこれです↓
主演の男優は田中圭さん。
大河ドラマ「軍師官兵衛」の石田三成役をやりきりました。
石田三成を嫌いになった人が増えたのではないかと心配するくらい
神経質で憎たらしい三成を演じました。印象に残りました。
話はコロッと変わって、教室の温度計の話。
【教室に3つの温度計】
教室に温度計を3つ設置しました。
「温度・湿度計」は気温が10度以上ならメモリがありますが、
それ以下はありません。
熱中症対策のためのものなので、そうなのでしょう。
したがって、今は温度計としては機能していません。
最初は全て棒温度計でしたが、高いところにあると気温が読めないので、
デジタル温度計にしましした。
12月18日の夕方に測定したところ、次の結果でした。
上: 8.3度
中: 8.0度
下: 7.7度
部屋の中では、上のほうが高めでした。
そんなところを子どもたちに数字で実感して欲しいと思いました。
その他にもあと2本温度計を買ってきて、
子どもたちが利用するトイレの入口に設置しました。
「トイレ、寒い!」とよく子どもが言っています。
じゃあ、何度なのか?それを測定して欲しいと思いました。
1~2度、低いようです。
【気温係】
2学期の係で、「気温係」というのがありました。
毎朝、教室内の温度計(上の写真の真ん中の温度計)で気温を測定して、
赤丸シールをグラフに貼っていきます。
折れ線グラフができあがりました。
左が9月、右が12月。
しだいに気温が下がっていくのがわかります。
この係は、3学期も活動させたいです。
一度下がった気温が、また上がって、
春になっていくのをグラフでも視覚させたいです。
【親野智可等先生のサイトを参考】
以前の投稿でもリンクを張りましたが、温度計の実践は次のサイトを参考にしました。
※ママノート 日ごろから温度計に親しんでいると、理系的な発想と能力が鍛えられる [前編]
※日ごろから温度計に親しんでいると、理系的な発想と能力が鍛えられる [後編]
いくつか引用します。
〇自然現象を観測して数値化し、印象だけでなく数値で把握するという姿勢は、
理科(科学)の基本中の基本です。
〇温度計は1つと言わず、できたら8こくらい設置してください。
設置する場所は、温度の違いが出るようにトイレ、リビング、縁側、家の外などにします。
冬は縁側とトイレではかなり温度差が出ます。
そして、それぞれ2こずつ、つまりリビングならリビングで
低いところと高いところに設置します。
このようにすると、高さによって温度が違うことが体感できます。
お風呂の湯船用の水温計があれば、お風呂に入る度に温度が計れます。
料理用の温度計があれば、お茶、味噌汁、スープなどの温度が計れます。
〇自分で実際に計って、記録して、折れ線グラフを作るという、
オリジナルな科学的観測の経験をすることが大切です。
こういう本物体験が子どもの真の実力につながっていきます。
以上、勉強になったサイトです。
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