日めくりより/漢字のふりがなを「ルビ」と言う理由
今日は12月11日。
全投稿で日めくりについて書きましたが、今回も日めくり関連です。
トライエックスコーポレーションの日めくり「雑学王」は、為になる日めくりです。
今朝見て驚いたのはこれ↓
「漢字のふりがなを『ルビ』というわけは?」
皆さんは知っていましたか?
私は知りませんでした。
新しいことを知った喜びとともに、なぜこのことに疑問を持たなかったんだと後悔。
ふりがな=ルビ ルビって何? そんな疑問を持てよと自分に叱咤激励。
もう少し調べてみました。
次のサイトが特に参考になりました。
明治時代、新聞記事に使用されていた活字のサイズは5号(15級、10.5ポイント)。
その振り仮名には、7号活字(8級、5.25ポイント)が使われていました。
この7号活字に、もっとも近いサイズ(5.5ポイント)の活字をイギリスでは
ルビーと呼んでいたことから、日本でも7号活字が「ルビ活字」と呼ばれるようになります。
イギリスでは、活字の大きさごとに宝石の名前が付けられており、
それが日本へも入ってきたというわけです。
こうして印刷業界では、振り仮名自体をルビと呼ぶようになります。
しかし、ルビと呼ぶのは活字の振り仮名のみ。
手書きの文書の振り仮名は、ルビではないので間違えないようにしましょう。
ルビと呼ぶのは、活字の振り仮名のみなのですね。
すぐに忘れてしまうかもしれませんが、今晩は頭に刻みこもうと努力しよう。
同じサイトにあった表も、ここに書き写しておこう。
4.5ポイント・・・・・ダイヤモンド
5.0ポイント・・・・・パール
5.5ポイント・・・・・ルビー
6.5ポイント・・・・・エメラルド
11.0ポイント・・・・・スモールバイカ
12.0ポイント・・・・・パイカ
近年私が文書を作るときによく使う11・12ポイントは
「スモールパイカ」・「パイカ」と言われます。
「バイカ」も宝石なのか?
どうも違うようです。
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