「ためしてガッテン やる気低下が危険信号」1/線条体がやる気スイッチ
今日は11月12日。
6月25日に放映された「ためしてガッテン やる気低下が危険信号 脳の異変を発見しよう」を
先日やっと見ました。
参考になりました。
「やる気」って、いろいろ研究されているのですね。
今からこの番組についてまとめていきたいです。
先立って映像を1本紹介します。
何と、この1分半に、番組の内容がちゃんと収まっているのです。
うまいものです。
YouTube: ためしてガッテン流 「やる気を起こす方法」
こういう映像を作ってしまう人もいるのですね。
より番組を自分の記憶に収めるために、写真を使ってまとめていきたいです。
ストップウォッチを使って、ちょうど5秒で止めるゲームをしました。
それを複数メンバーでやって競争です。
これって、けっこう夢中になる遊びです。
その遊びをやっている時に、MRIで脳の様子を調べたメンバーがいました。
その結果、遊びの最中に活性化する部分がありました。
それが、線条体(せんじょうたい)という部分でした。
アナウンサーの言葉
「これこそが最新の科学が見つけ出したやる気スイッチです」
さらに続きます。
「線条体という場所は、周囲の状況から、
自分が損か得かを判断して、そしてやる気を出したり出さなかったりするという、
非常に複雑な判断をしている場所でもあります」
脳に異変があると、このやる気スイッチに異常が出て、
やる気が減退してしまうそうです。
その異変とは? 隠れ脳梗塞でした。
脳梗塞のように、急に倒れたり、しびれが来たり、半身が付随になったりはしません。
隠れ脳梗塞は、症状が出ないとずっと思われてきました。
しかし、最近の研究で、やる気の低下という症状だ出ることがわかってきました。
やる気低下が顕著な人の共通点を番組は探っていました。
その結果、高血圧の人に顕著だと判明しました。
なぜか?
つまり、やる気スイッチである線条体が、高血圧に弱いからです。
なぜか、なぜか?
それは脳の血管の状態に原因がありました。
脳内の血管の模型図です。
多くの血管は、太い状態からだんだん細くなっていくように見えます。
しかし、太い血管からいきなり細い血管が出ている場所があります。
(上の写真、3枚目で、指さされている場所)
太い血管から枝分かれした血管のことを、穿通枝(せんつうし)というそうです。
これは異常を起こしやすい形状のようです。
この壊れやすい穿通枝の先にあるのが、やる気スイッチの線条体なのです。
隠れ脳梗塞・・・つまり血の巡りが滞ると、穿通枝の先にある線条体は影響を受けやすい。
その結果、やる気の低下を招く。
う~ん、高血圧の方が脳梗塞になりやすいという前提は正しいのかな。
ここが、番組を見た後の疑問点。
疑問はすぐに調べる。
ここが参考になりました。
高血圧だと、血管が圧力に負けないように壁を厚くしてしまい、
さらにコレステロールとかが加わってさらに壁が厚くなり、
血液の流れが悪くなるそうです。これを動脈硬化と言います。
穿通枝は、高い圧力がかかりやすいために、壁が厚くなり、動脈硬化を招きやすいわけです。
その結果、隠れ脳梗塞が起こりやすくなります。
納得。
番組の説明はちょっと不足していましたよ。
まあ、分かる人はすぐにわかると思いますが、私はダメでした。
隠れ脳梗塞は、いずれ脳梗塞につながります。
それを防ぐために、やる気低下の症状が出たら、
脳を調べてもらうことを番組では勧めていました。
うつ病と判断が難しそうですが、うつ病と違って悲観的にはならないようです。
今朝はここまで。次回につづく。
またたくさん道草をしてしまいました。
今日の勤務に向けての仕事をしよう。
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