学級文庫の「そこから逃げ出す魔法のことば」
今日は11月9日。
今日は午前中、地元でグランドゴルフ大会が行われる予定でした。
体育委員なので、手伝いに参加する予定でしたが、雨で中止。
空いた時間で床屋に行ってきました。
大会主催者には申し訳ありませんが、少々ゆっくりできました。
勤務校では、月の始めに、ボレンティアの人が、
地元の中央図書館から各学級ごとに、本を借りてきてくれます。
30冊ほど借りてきてくれて、1ヶ月間子どもたちは読むことができます。
その中の1冊、岡田淳著「そこから逃げ出す魔法の言葉」(偕成社)を読みました。
岡田淳さんは好きな作家の一人です。
「フングリコングリ」は最高です。
※ここでも道草 「フングリコングリ」久々の読み聞かせ(2013年10月27日投稿)
この本は2014年5月初版とありました。
おそらく新作です。
岡田淳さんらしい、ありえないけどありそうな話(う~ん、やっぱりありえないかあ)が、
収まった本です。
6つの話の最後は「雨女(あめおんな)」
「雪女」と似たお話です。パロディでしょう。
ラストが楽しい終わり方。
少々ネタバレになるので、いやな人は、読後に見てください。
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引用します。
「うん。ひいじいちゃんは、
ーーー雪女の教訓はいかさなあかん。しゃべったらあかんと心にきめたことは、
だれにもしゃべったらあかん。
ゆうてはったなあ。」
おじいちゃんはそういってうなずいた。(140p)
おじいちゃんが孫に話して聞かせるスタイルの本です。
おじいちゃんの言っていることに矛盾あり。
ひいおじいちゃんは、おじいちゃんにしゃべっているぞ!
岡田淳さんが、にやっと笑っているのが目に浮かびます。
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