思えば赤石山脈を歩いてきた7.ライチョウとオコジョを撮影/高巻き
今日は9月27日。
前投稿のつづき。
荒川前岳からはぐいぐい下りました。
その途中に、なぜか扉があり、そこを開けてみると花畑でした。
動物にやられないように、広い区間が柵で囲われていました。
これも9月19日の「金とく 絶景!美味!まるごと南アルプス」(今日の午前中に再放送)の
写真を載せます。
これらの花々が見られるのは、7月下旬の2週間ほどだそうです。
ぐいぐい下っていきました。
この下った分だけ、後で赤石岳は登らなくてはならないと思うと憂鬱になります。
ほぼ鞍部にある荒川小屋。
そこを少し過ぎたところから、登りが始まりました。
大聖寺平。
大聖寺平から、これから向かう赤石岳方面を見る。
赤石岳までの行程で、動物に出会いました。
まずはライチョウ(雷鳥)
6~7匹の子連れのメスと思われます。
曇りのほうが、出てくる可能性が高いと言われていましたが、
その意味では、曇りが雷鳥と出会わせてくれました。
小赤石岳。
ここで山で初めて見た動物がオコジョ。
すばしっこくて、かわいらしい生き物ですが、肉食の生き物。
警戒心が強く、近くには来ませんでした。
そして8月30日の最後の頂上、赤石岳にたどり着きました。
12時50分頃でした。
Nさんは、できたら百間洞山の家まで行きついて、
8月31日は聖岳まで足を伸ばしたいと思っていました。
しかし、私のペースが遅かったので、断念。
この日は、赤石岳すぐ近くの赤石避難小屋泊まりとなりました。
ここで、Nさんに教えてもらった登山の言葉を紹介します。
「高巻き」です。
次のような意味です。
沢登りや沢沿いの道で、難しい滝や岩場などを避けて迂回して悪場の先に出ること。
1日目(8月29日)の椹島(さわらじま)から千枚岳までの登山道で、
高巻きコースがあった時に教えてもらいました。
(つづく)
コメント