「バリバラ 出生前検査」3/お母さんに尋ねてみた
今日は8月6日。
前投稿のつづき。
6月6日の「バリバラ 出生前検査」より。
あべけん太さんは、次はダウン症の子どもを持つ母親に、
検査について尋ねます。
答えてくれたのは、大塚さん。
現在4人の子どもがいて、5人目を孕んでいるお母さんです。
大塚さんは、子どもを授かるたびに、出生前検査への考え方が変わったそうです。
ダウン症の長女が生まれて、2人目のお子さんを孕んだ時。
大塚さんはこう言っています。
「検査を受けるっていうこと、イコール、
(ダウン症の)あんじさんの存在自体をなくしてしまうような気がして、
すごく怒ってたんですよ。」
「そんな検査、絶対にいらんと思っていたんです。」
「この頃は、ダウン症を否定されたくないという気持ちが強かったですね。」
3人目お子さんを孕んだ時の気持ちを、こう語っています。
「あんだけ、育(はぐ)がお腹にいる時は、(検査に)絶対反対と思ったのに、
なんか、ああ、このまま産んで、もし、障害があったらっていうのは、
考えて、どうしようかなあ~」
「(検査を)すべきか~。3人のうち2人が障害があったとしたら、
この育(はぐ)くんは、私たちがおじいちゃんおばあちゃんになって死んだ後に、
あのう、2人のことを背負っていかないといけないんじゃないか。
自分の、こう、やりたいように、人生を生きれないんじゃないだろうか、
そう思ったんですね」
「見えない先のことだから、わからない不安」
ここまで大塚さんが話して、少し間があいて、ディレクターさんが「わかる」と言い、
けん太さんが「わかりますね」と言った時のお母さんの顔が印象に残りました。
話し終わった直後↓
「わかる」「わかりますね」と言われた後↓
うんと悩まれていたんでしょうね。
その気持ちが理解されたことで、ほっとされたのだと思います。
ナレーターが言います。
「悩んだ末、結局検査を受けずに出産した香里さん、
その後、子どもたちがそれぞれのペースで成長していく姿を見守ってきた。
誰も、他の誰かの人生を背負う必要なんてない、そう考えるようになり、
今後。検査を受けることはないと言う」
「他の誰かの人生を背負う必要はない」という結論は、
自分の子どもに対して考えたことが全くないもの。
悩んだからたどり着いた結論なのでしょう。
他にも6月6日の放送から書きとめておきたいことがありますが、
ここに↑しっかり書かれているので、このブログを読み返したいです。
すみません、ずっと存続しておいてくださいね。
それでは次の投稿から、6月13日の放送のことを書いていきます。(つづく)
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