1月4日の朝刊で授業変化を考える
今日は1月5日。
新年になって一度も新聞を見ていませんでしたが、
昨日ヒョイっと見たら一面の「教育2014 世界は 日本は」に目が留まりました。
1月4日の朝日新聞朝刊の写真です。
何度も読みたいので、ここに全ての記事を載せてしまいました。
印象的な言葉がたくさんありました。
「教室は一斉に教わる場から、一人ひとり学ぶ場へ」
「均一の金太郎アメをつくる教育は大量生産・大量消費時代のもの」
「今後は多様性がカギ。一人ひとりが知恵を出し合い、
正解のない問いを考えてゆく教育をしなければ。
デジタルはその有効な手段だ。」
「数百年続いた『先生が教える文化』が『生徒が学ぶ』文化に変わりつつある」
「反転授業や大規模公開オンライン講座(MOOC)が広まり、学校のあり方が変わり始めている。
5年後には目に見える変化になると思う。」
本当に変化は来るのだろうか?
5年後といえばまだ現役です。その変化の中におれることは正直面白そう。
私にとっては初見だった「反転授業」を研究している人のところには、
「授業を変えられるという期待が、ものすごい勢いで寄せられている」そうだ。
映像や電子黒板、パソコン、タブレットなどを授業で使うようになると、
変化の予感は日ごろからありました。
何かわからないけど、きっと授業は変化すると思います。今思うとそれは「予感」です。
しかし、反転授業は大きな変化ですね。
教師の役割は、”子どもに学習の出発点を与える”だと思ってやってきた自分には、
家庭で予習する方法は疑問符です。
子どもが予習したいと思う動機づけは、教師ではないのか?
もしかしたら、それもタブレットに映るオンライン上の教師がやるのか?
「予習は泥棒の始まり」という言葉もあります。
学習の出発点で、面白そう!調べたい!と思うことで子どもの脳は活性化すると思う。
そうさせるのが教師の役割だと思います。それなのに、予習。
でも授業の内容も違う。だから予習も有効なのか?
やっぱり未体験の授業なので、疑問符が多くついてしまう。
これからの教育の変化。いい年ですが、受身ではなく積極的に関わっていきたいと思います。
この2年間の自分の教え方はどんどん変化しています。
教師人生の中でも、この変化幅は最大だと思っています。
特別支援学級担任だからかもしれません。知っているつもりが知っていませんでした。
知って変化する。変化を楽しみたいです。
※参考:反転授業研究会HP
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