11月24日の講座3/ほめないと、ほめることが上手にならない
今日は12月1日。
前投稿のつづき。
「子どもたちの目がキラキラ輝く授業づくり~聞く、話す、読む、書くの巻~」
講師:村上公也先生 赤木和重先生
〇漢字を覚えるということ
「旗」という字を見せ、何と読むか問う。
その時に、「旗」と書いた旗を振ることで、子どもから「はた」と言うことができる。
子どもから言うような提示が必要。
次に「旗」を隠して、書くように言う。
うろ覚えだった子どもに対して、「隣の部屋の黒板に書いてあるよ」と言う。
子どもは隣の部屋に行って、黒板を見て、「旗」を一生懸命覚えて戻ってくる。
村上先生が「これが覚えるということ」と言う。※納得。
〇ハンカチを使った魔法を見せてもらう。ド
必要なものはハンカチとリールキーホルダー。
両手でハンカチの両端を持って、顔の前に。
ハンカチには矢印が書いてあって向かって右向きでした。
ふっと強く吹くことで、矢印が上向きに一瞬で変わってしまった!不思議!
〇本の読み聞かせの映像も見せてもらう。
子どもたちを集めてから読むのではなく、勝手に読み出す。子どもたちが集まる。
「こうなっちゃったんですね」と言って、文を読まない時もある。子どもたちが読んでいる。
話しながら読むことで、いつの間にか子どもたちが本の感想を言っている。
タイトルが隠してあった、それを想像させていた。
〇キミヤーズ提案 話す 仲間はずれ課題
3つの漢字を提示。
3通りの視点で、それぞれの字が仲間はずれであることを子どもが説明していた。
〇創作熟語 村上先生のけっこうメインの実践
創作熟語については、村上先生の著書を読んだ後にまとめたい。
〇ほめることについて
・とにかくほめる(自発性・自主性・自立性を引き出す)
・ほめないと、ほめることが上手にならない。
・叱るより、ほめる方が圧倒的に説得力がある。
〇賞賛のほめ&報酬のほめ
・理由を上げて、ほめる=評価
・感心してほめる=賞賛
・驚いたように見せる=びっくりぼめ
・トークンエコノミー法=報酬ほめ
・3段ほめ はじめにほめる→プロセスをほめる→最後にほめる
※他にも「感激ほめ」「うわさほめ」「鳴り物ほめ」「先回りほめ」があるようだ。
それぞれについて説明がなかったが、なんとなくわかる。
※「トークンエコノミー法」については調べてみた。
次のサイトからの引用です。
トークンエコノミー法とは、適切な反応に対してトークン(代用貨幣)という報酬を与え、
目的行動の生起頻度を高める行動療法の技法である。
トークンは、一定量に達すると特定物品との交換や特定の活動が許されるという
二次的強化の機能を果たす。
適用にあたっては、事前にクライエントとトークンと代替する物品・活動の取り決めをすることが重要。
この技法は、強化子に飽きにくく、場所を選ばずに強化できる、
強化が遅れないなどの点で効果的である。
おう、今、学級でやっていることだ。お店のポイントカードも同じである。
今回の講座の会場です。
岡崎市勤労文化センターです。
(まだつづく)
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